2013 4月2日初めての輪島遠征 |
桜が咲き乱れる4月初旬 久しぶりに本当に久しぶりに遠征行ってきました 目指すは憧れの能登半島は輪島 去年5月キャスティングヒラマサ&マグロで輪島に遠征予定でしたが、悪天候の為中止 急遽、伊豆大島のマグロに切り替えましたが 沢山のマグロが飛び跳ねるマグロショーを見ただけで撃沈 6月マリチャレでのトカラツアーも台風直撃の為中止 7月の玄達遠征は激渋の中ノーバイトのまま撃沈 10月奄美遠征も又しても台風直撃で中止 今年のお正月三国遠征も悪天候の為欠航 私は遠征の神様に完全に嫌われてしまっていた そんな私に「丹後と輪島で鰤が始まった」との情報が飛び込み 伊勢湾でお休みが決まった前日4月1日、久々に遠征を決意した 丹後か?輪島か?迷い、出来れば恩師黒田さんのビクトリーに行きたかったんですが 丹後は天候が悪く風が出る様だったのでやむなく輪島に決定 前日、前々日と鰤が爆釣してお昼前に早上がりとの事だったので クーラー満タンで早上がりなら帰って来るのも楽だろうとの考えもありました メンバーはお休みっぽい人4、5名に声を掛け ウチの常連「ど根性」こと中さんが確定 「輪島で鰤60本釣れてますよ」 と言ったら有休を駆使して米満さんも急遽参戦 ここに祐英丸を代表するチームEが出来上がりました (3人とも裕英丸きってのドスケベだったのでEとはもちろんエロの略です 本当はここに岡崎の和尚が加わるはずですが・・・) 輪島までの道のりは、遠い遠いと聞いていたので 余裕を持って有松インター近くのHOOKUPさんに夜9時集合と相成った 知多半島道路を軽トラでかっとばしながら 風の谷のナウシカの歌「ラン ランララ ランランラン♪」を 「ルン ルンルル ルンルンルン♪」と変え唄にして 口ずさみながら1人フックアップ向かった みんなと合流して荷物をまとめ、9時半に米満号に乗り込み 我々は一路輪島を目指した いくつかパーキングで休憩しながら東海北陸道を使って 午前三時頃、名古屋からの400キロを走破し ようやく輪島港に到着 5時出船との事だったので少し仮眠をとった 4時ごろ外が騒がしくなって来て外へ出て 本日同乗する地元アングラーのお客さんと挨拶しながら我々も準備を開始した 今回お世話になったのは輪島港の凪沙丸さんでした 船長と挨拶を交わし、しばし談笑 右は私、隣は凪紗丸船長、後ろは凪紗丸です 隊長の米満さんと中さん とりあえず鰤を初めに釣ったたら晩御飯ゴチしてもらえる 早掛け勝負を約束しました そんな中船長から「予想外に風が強いので出船を1時間遅らせます」との事 去年はあえなく中止だっただけに今回は行きたかった しかし「まぁ風は弱まるだろう」とそこまで悲観的にはならなかったです 結局1時間半近く待って「とりあえず行けるとこまで行ってみましょう」 との船長の言葉で6時半出航 波は思ったより無く、「これなら出来るなぁ」と思っていると 1時間で七つ島付近で鳥山発見 とりあえずジギング開始 ベイトボールかと思いきや 真っ赤なアミエビで誰もヒット無くポイント移動 少し走ったところで鳥がチラホラ アナウンスがあり、ジグを落とすと まさかのドスケベ米満さんがヒット!! チームEキャプテン米満さんは 残念ながらメジロでした (きっとこのサングラス下の目はトンチンカンの様な三日月型のエロい目をしているんでしょう) すると同じくドスケベ、いやど根性中さんのシューズにヒット!! ハマチでした (釣りのさなかもエロい動画でも見ているのでしょうか?) 私のメジュームにもヒット?かと思いきや 残念ながらハリ掛りせずアタリのみ・・・ 対巨鰤対策に超どデカイフックを付けていたのが仇となりました とりあえず鰤は出なかったのでホッとしました 次のポイントへ移動して私はシューズ170gに付け替え 落としてみるといきなりヒット!! 合わせは入れず落ち着いてファイトしていると途中でバレてしまいました (やはりガッツリ合わせ入れないといけなかったなぁ〜) また更にポイントを変え叩いて回るもののヒットは無く 爆釣で早上がりと信じて疑わなかった私達ですが 沖へ出てみると激渋・・・昨日まで居た鰤の群れは何処かに行ってしまわれた様でした 船長は諦めず輪島の1級ポイントであるへぐら島に移動して 水深80〜100mでジギング開始 ジグも色々変えながら狙い続けましたが船中でもヒット無く 刻々と時間だけが過ぎて行きました そんな中、真後ろの地元のオッチャンにヒット 私達は朝船のポジション取りに敗れオモテに並んでいたので 船を立てていても風があるのでラインは流されてしまう 「船長もオモテにランディングしに来るのは大変だろう」と 私は回収してランディング係を買って出た オッチャンはスピニング右捲きなのにグリップも右脇に挟んでの 独特なファイトスタイルだった ランディングするとまずまずの鰤でした、しかし輪島でいう小ぶり オッチャンは魚を絞めてクーラーに魚をしまい なおも独自のスタイルでシャクリ続けていた あのジャークは・・・と思っていると 私にヒット!! (名作シューズですガッツリかんぬきに掛かってます) シューズで早捲きパターンで船中2本目の鰤ゲット 鰤早掛け晩飯ゴチ勝負は見事に私がモノにした瞬間でした その後は少しアタリ無く 時計を見るとお昼をゆうに回っていた 後ろのオッチャンは中さんが名付けた 変則的な輪島ジャークで 食いが浅いのかバレてしまいキャッチまではいかないものの 数回ヒットを重ねていた 宮本武蔵が開祖とされる二天一流も はじめは独特な型と言われていた 吉岡一門との一乗寺下り松での死闘で 本能から二刀流を編み出したと言われる武蔵・・・ このオッチャンも本能から輪島ジャークを作りだした 隠れも無き輪島の達人なのかも? しかも服は畑仕事にそのまま出ても違和感の無い野良着 そして達人は「輪島でこんな渋い日初めてだ」と申しておりました ジギングのシャクリの支点をボディバランスで体の中心 に持って行けばジギングは出来るとは思う 実は理にかなっているのかも知れないな?などと 思っていると・・・ 遂に一番舳先の中さんに得意の伊勢湾ジグフリーズでヒット!! 間髪入れずに私もシューズでヒット!! 横を見ると隣の米満隊長にもメジュームでヒット!! ドミノを倒すような奇跡の3連続ヒットでした 「輪島に来てよかった」と本当に思いました 満面の笑みで慎重にファイトしていると 横にいた米満さんから悲鳴が!! 中さんのパクリですが はい、バラしました 見事な三段落ちを決めてくれ 片膝ついてうなだれる米満さんを見ながら 「この人終わった、完全に終わった」と思いましたね 私は大爆笑しながら、もう一度 「輪島に来て本当に良かった」と中さんと見つめあいました 泣きそうになりながら米満さんがすぐさま ベールを起こして落とし直すと、奇跡的にまさかのヒット 「くっそー」と思っていると 隣の中さんからも「ジジッ」というドラグ音に紛れて「チッ」と舌打ちの様なものが 聞こえた気がしたのは私の空耳だったのであろうか・・・ 先発の中さんが鰤ランディング!! 2番手の私は予想以上の大物で少し手こずりながら 米満さんとオマツリして体を入れ替えながら オマツリを解きつつ 魚をコントロールしようとファイトしていました ベイトのリョウガにPE1.5号プロセレリーダー50lbでの ファイトだったので慎重にリフトしていると 先に米満さんデカ鰤ランディング!! (チームEキャプテン米満さんから時々使い古し?のドスケベDVDを頂くので 彼のポテンシャルの高さは誰よりも私が知っていますが彼は間違いなく本物です) 少し遅れて私もデカ鰤ゲット!! 3人ヒットして3人とも鰤だったなんて しかも私の鰤が一番デカかったので感無量でした 鰤用ビリーバットで鰤の頭をどやし痙攣したところを 米満さんが作ったベアーナックルでとどめを刺し (米満作) ナイフでエラと尻尾を切って血抜き、 最後に中さんの神経締め、 と一連の流れで完璧にして 輪島にも咲いた鰤の華 爆釣の流れを作ったか?と思われましたが ヒットしたのは結局我々3人のみで 本当にわずかなプチジアイで終わりました その後私は「インチクだけで釣るとモロギジメンバーから何言われるかわからん」 と思いメジューム165gに付け替え 米満ふんわりジャークを完全コピーしてシャクリ続けました すると間もなく私にヒット ロッドはヒラマサを一度も釣った事の無い ソルティガヒラマサ63H ガッツリ合わせを入れてやると ほどなく口切れ・・・ 「食いが浅いなぁ」と思って (口切れの場合はあまり悔しいとは思いません) 追い食いを狙ってシャクリ直すとまたもヒット さっきと同じようにガッツリ合わせを入れて 今度は上手いところに掛かってくれ 65センチくらいのマダイをゲット その後、後ろの輪島ジャークのオッチャンも1本鰤を追加し、 チームEはキツネメバルやハチメなどを追加して3時頃終了しました 2時間近くかかる帰港途中見えた マグロの聖地となりつつある七つ島 いつかここで私も・・・ そして輪島港に入港 帰り支度を済ませ記念撮影 釣果はと言うと・・・ 隊長 鰤1、ワラサ1、ソイ2 中さん 鰤1、ハマチ1 私 鰤2、マダイ1、ハチメ1 とりあえずフックアップで借りた80リッターはいっぱいになりました この日船中でも鰤6本くらいにワラサ4、5本マダイ2枚という具合だったので 伊勢湾代表(誰も言ってませんが)チームEとしては 激渋の中でも一矢報いたんでは無いかと思います 色々検証した結果 シューズ早捲きとジグはふんわりワンピッチの伊勢湾パターンがハマったという事でした ベイトはイワシでしたが、ここ最近のヒットも100m前後でボトム食い ヒットは多いがわずかに食いが浅くバレが多いのも特徴で やはり秋の様な速い動きではなくスローなワンピッチでした 中さんが鰤を仕留めたのも前回伊勢湾で鰤を釣ったフリーズでしたし 米満さんはロッドリールのタックルも丸々伊勢湾仕様、しかもメジューム 今日はスライド系では無かった事だけは確かです 話は少し変わりますがその時のパターンジグと自分の好きなフックとの相性も現場で 検証してみなければ解らないのが手間でもあり面白い所でもあります 私の場合いくつも大きさの違うフックを作って行って 1度でもジグに挟まったフックは交換してベストマッチを探っていきます ハリ糸の長さや硬さでも差が出るしジグの大きさでも相性は 変わってしまうので何が正解かハッキリ言えませんが ベストマッチをいくつも見つけて どれだけ多くの引き出しが出来るか?がより多く釣り、 釣りをより楽しくする要素なのでは無いでしょうか 私も1つでも多くのジグをマスターして自分の中の「鉄板」を見つけて行ければと思います ちなみに今回私のリョウガと中さんのシーボーグでシューズ回収早捲き勝負しましたが 大差が無かった事も大きな収穫でした 鰤を伊勢湾パターンで釣り上げた後、中さんの言った 「船長、海は繋がっているんですね」といった一言も勉強になりました ちなみにこちらは中さんのブログです 凪紗丸の船長はホント優しい方でしたし、凪紗丸も釣りやすいイイ船でしたよ 温かく迎えてくれた船長、親切にして下さった吉田さん他乗船の方々 ありがとうございました 帰りの晩飯は私は必死に寿司屋を探しましたが、見つからないのでしょうがなく すき家でメガ盛りとバニラアイスを二人に御馳走してもらいました アザッス 今回の楽しい遠征は何故か?私が誰よりも運転して 師崎に着いたのは午前1時頃でした・・・ 今後も精進を重ね次回の遠征も頑張ります ありがとうございました ちなみに輪島の寒ブリはメチャクチャ旨かったです・・・つづく |
7月17日ガ二すくい開幕戦 |
真夏の夜の夢「ガニすくい」の季節がやってきました 今年もどんなドラマが待っているのでしょう? 高鳴る胸の鼓動を感じつつ 2012年第1回戦行って参りました!! 記念すべきファーストガニBATTLEは 大井のつり丸船長率いるチーム「つり丸さん」でした 序盤の宵の口は西日がわずかに残って ほんの少し明るい為、ガ二の浮きはイマイチでしたが 夜が深まるにつれ、ガニも浮き出しポツポツすくえる様になりました 初戦敗退はどうしても免れたかったので私もホッとしました 中盤戦はガ二の数とともに私達もヒートアップ 「カニ、カニ、カニッ」の掛け声で すくえた時の歓声と すくい損ねた落胆の溜息が交互にこだましました 終盤戦も変わらずポツポツポツポツと ガニを見つけられ 最後まで楽しめた嬉しい初戦となりました 港に戻ってクーラーのふたを開けると・・・ こんな感じでした この時クーラーイケスに56ハイ 次の日溝から1匹出てきて 合計57ハイキャッチでした!! みんなのチームプレーで勝ち取った価値あるワタリガニでした いいスタートを切らせてくれたチーム「釣り丸」さん 本当にありがとうございました 次の試合も頑張ります |
2012年7月2日夜 夜釣り開幕 |
このダイアリーからまたまたご無沙汰しておりましたが ようやく創作意欲が湧いてきました 5月の輪島、ヒラマサ&クロマグロ遠征も悪天候に阻まれ 2年前から楽しみにしていた6月のトカラマリチャレ遠征も 見事に台風直撃で飛行機にも乗れず断念・・・ 「遠征の神様」から完全に見放された辛い日々を送っていましたが 夏の風物詩「夜釣り」で 興奮と感動を求めて 地元メンバー誘って遊びに行ってきました 7時過ぎに出港 30分で現場に到着 完全エサ釣りスタイルの懐かしの手釣りで頑張りました ジアイには連続ヒットもあり、激闘の末 次の日の仕事も考え、大興奮のまま10時30分に沖あがり その結果は・・・ ジャジャーン 69センチ2キロまでのシーバスを7本捕獲出来ました 今年も「熱い夏」を過ごせる様頑張ります *「夜釣り」、「カニすくい」受付中です* |
10月8日初めての相模湾 |
長らくこのブログからも遠ざかっていましたが 久々に更新いたします(チェック入れていた人ごめんなさいネ) 遠征も6月に日本海に行ってからご無沙汰でした キャスティングでマグレで掛かったヒラマサ15キロ 前に行ったマグロキャスティングタックルそのままの「かかってこいやタックル」 (PE4号リーダー80lbニューソル5000にロッドはヤマガのブルースナイパー80/5)だったので デカマサともガチンコファイトが出来た ちなみにファイト中、私は鰤のツインヒットだと思い込んでいた 話を戻して 色々あって喪に服しておりましたが、10月に入り ようやく念願の遠征に行くことが出来ました 場所は関東小田原相模湾 ターゲットはキハダマグロ 今年の相模湾のキハダの群れはは50〜70キロクラスと桁違いの大物クラスだった 多分このクラスが回遊してくるのは10年、20年に一度くらいなんじゃないか?と思います 今年、大王沖に回ってきたキハダも遠州から入って来た群れもみんなデカかった ウチの船でもキャスティング便でヒットしてあと少しでモリ打ちと言うところまで行ったものの 最後にバレてダメだった そのリベンジを相模湾で・・・ という思いも強く、かなり気合が入っていた 前日7日の夜11時に集合して東名で一路小田原を目指した 今回お世話になったののは小田原港の今年68キロのキハダを釣った弘美丸さんでした 遠征のメンバーは4名 海に精通するレベルの高いメンバーだった 原田さんのマグロ攻略法のDVDを見たりしながら アレコレ話し、興奮気味で夜中小田原に到着した 私は胸を高鳴らせて今回のツアー、マグロを2本釣ろうと本気で考えていた 夜も明けやらぬ5時ごろ 親父さん船長が船に来て場所取り開始 (場所は椅子取りゲームでした) 挨拶を済ませ、用意が出来たら出航 メンバーの鈴木さん、鳥居さん、松下さん 出港から1時間で早くも鳥ナブラ発見 船をナブラにつけてキャスト開始 私も2投目にしていきなりヒット 心臓が飛び出るくらいドキッとしましたが残念ながらぺんぺんシイラでした 鳥がメチャクチャ多くて、投げるとかなりの確立で鳥に当たります こんな感じで 鳥との戦いでもありました ダイビング系は鳥が釣れてしまう為、シンキングそれも重めのファーストシンキングが鳥対策には有効でした 相模湾の船は鳥山に対してまず警笛で散らし それでも散らなくなると爆竹で鳥を散らし その隙に鰯のベイトボールにキャストすると言う凄まじいものだった いくつもナブラを攻めながらなかなかヒットには至らず 私は半ばトップを諦めジグキャストまたはジギング、エビングに切り替え 三重から来ていた人に場所を譲った トモに下がってジギング、エビングにいそしんでいると 裏でやっていた「まったり系関東アングラー」の渡辺さん(通称ナベさん) と友達になった この方は草食系アングラーである私と気が合い 全くどうでもいい世間話に花を咲かせ 戦線離脱した私を癒してくれた 幾度もナブラを攻めているうち、水中のマグロの姿が2度ほど見えたし 他船でたまにファイトしている人を見かけた そうこうするうち昼前になっていた すると少し大き目のナブラが発生 「コイツはデカイナブラだ」と思って 3船ほどかたまっている中にウチらの船も参戦して行った 私も隙を見てトモからベイトボールぎりぎりにキャスティングマジック(100gダンシング) を打ち込み弱ってベイトボールからこぼれ落ちていく 鰯を演出して見せたがノーバイト 3、4船集まってひとつのベイトボールを叩くときには 他船から投げ込まれるルアーともオマツリが連発する それを避けるには周りの船にも気を配り 誰も投げてない一瞬を見計らって 素早くナブラに打ち込まなければならない そうまるで、コソ泥の様に・・・ そんな中一緒に行った鈴木さんが 90gのジグをベイトボールのど真ん中に放り込んでヒット!! 真下に潜るマグロとの20分に渡る猛烈なファイトの末 ようやくマグロが浮いてきた 25キロクラスなら楽にファイトした経験を持つ 鈴木さんが心底疲れていたところを見ると 多分掛かったのは50キロ以上のキハダマグロ 私もキハダブロックのおすそ分けが貰える と確信したその時である!! 痛恨のラインブレイク!! なんとラインはあとわずか20mだった 「脂ノリノリのキハダのお刺身が海に戻って行く・・・」 一緒に行ったメンバー全員うなだれた事は言うまでもありません (誰も一言もそんな事言いませんでしたが、私の心にはそう聴こえてきた) 回収してリーダーを見ると半ヒロ近く飲み込まれ 歯でヤスリのように傷つけられていた 弱ったマグロが大きく円を描いて上がって来た時に ノコギリを引くが如く、ゴリゴリとリーダーを削り切ってしまったのだと思われる 他船を見渡しても6人以上がファイトしていたが そのほとんどが後わずかの所でサメにやられたり、糸が切れたり フックアウトしたりで 結局1本しか上がっていなかった 60キロを超えるようなマグロはやっぱり 人知を超えた何かしらの「運」が働かないと釣れはしない とあらためて思ったし 一言で言うなら 「マグロを舐めたらあかんぜよ」 そんな感じだった ベイトボールは沈み その後は「お昼寝大会」が始まり 2時頃気が付くと港で、私の初相模湾は シイラ2匹、鳥2匹の釣果を残し 静かに幕を下ろした 高速を乗り継ぎ、帰りも3時間半でかなり心にも体にも すごく楽な相模湾、 そして弘美丸のおじいさん船長も私は気に入った ので!! また次回も頑張ってきます ありがとうございました 続く・・・ |
7月26日激闘ガニすくい |
またもガニすくいに行ってきました 前日の試合の疲れもなんのその、今夜も頑張りました 今日のメンバーは・・・ 増本キャプテン率いるチーム「ヤガラック」さんでした 日が落ちてポイント到着 ライトを点けるといきなりカニが泳いでました 「今夜は何かが起こる」 そんな興奮を覚えました 試合が始まるとアッチコッチにカニが!! やはり増本キャプテンは釣りだけでなくガニすくいにも非凡な才をみせてくれました 同じメンバーのカニすくい界のイチローさんと共に凄い活躍でした あまりの激戦で途中タモが落ちてしまったり 柄が折れてしまっても心だけは折らず最後まで戦い続けた結果・・・ なんと85点の大勝利でした 昨日をしのいで今期一番の大漁でした ありがとう増本キャプテン ありがとう「チームヤガラックス」 また共に戦える日を心待ちにしています |
7月25日真夏の世の夢「ガニすくい大会」 |
ガニすくいに行ってきました 台風明けて川からの出た大量の水潮が腐り始め 「もうそろそろか?」と思っていたら やっと酸欠になったカニが浮き始めました カニへの熱い思いを抱きつつ選手達を引き連れ現場到着 サーチライトでカニを見つけ 「アッチだっ」「コッチだっ」と、なでしこJAPANバリの熱い戦いを繰り広げました 10時半をまわり終わってみると・・・ 赤ちゃんガニを含めたワタリガニ69ハイ この熱戦を制した「チーム原田」の選手達です 大興奮のワタリガニゲーム次の試合も頑張ります |
6月18日夜釣り開幕戦 |
今年も毎年恒例の「ヘタンチュ夜釣り大会2011」が開催されました 7時出航で8時を回るまで0点でしたが 8時半頃からシーバスラッシュが!! 10時半終了のゴングが鳴り終ってみれば・・・ 何とか釣れました 優勝は真ん中の森山さんでした 7月に第二回大会があるかも知れません *「夜釣り」、「カニすくい」受付中です* |
5月10日GW明けご褒美キハダ遠征 |
今年6月に予定していた 2泊3日船中泊のトカラ遠征が震災の影響を受け 中止になった 遠征を楽しみにしていたムッシュが どうしてもマグロを釣りたかったらしく 「イナンバで20キロまでのキハダが釣れ出したので頼むで一緒に行こう」 とお誘いを受け GWの自分へのご褒美と、去年のリベンジを兼ねて 静岡県南伊豆から出る忠兵衛丸さんに弾丸ツアーで行く事になった メンバーはムッシュと 私の誘いに二つ返事でOKしてくれたモルジブメンバー大橋さん 私の三人でした 7時半に緑区に集合して出発 4時間弱ほどで南伊豆に到着 深夜1時に船宿で受付を済ませ船に乗り込む すると・・・ 「どこかで見た顔だなぁ」と思ったら チーム、ヤガラックスの増本名人と管理人さんを発見 遠い南伊豆で同じ愛知の人と出会うのは 嬉しいものです ちなみに去年、日本海帰りのラーメン屋でも会いました ヤガラックスさんのアンテナの広さにも驚きでした 用意を半分済ませ2時頃 関東のジギング聖地「イナンバ」へといざ出船 船室へはキレイな服で入って パジャマに着替え家から持ってきた低反発枕を抱える大橋さん 4時間程度睡眠・・・ 起きるとそこは「聖地イナンバ」だった コレが有名な神様が祀ってある立神です (と言っても私もこの時ムッシュに教えてもらうまで知りませんでしたが) あたりはキハダ、カツオを狙う職業船が集まり 鳥達も騒いでおりました 釣り開始 一流し目でヒットしたのは大橋さんだった ファイトタイム6、7分程度で上がってきたのは15キロクラスのキハダでした PE4号で見事にキャッチ 大橋さんおめでとう 数回流して続くヒットは大ドモのお客さんだった この人は本当にマナーの良いいい方でした キハダ爆釣を聞きつけ長野から8時間かけて やって来たとの事でした その根性が凄いッス その後一時間、周りではヒットはあるものの 私とムッシュには何のアタリもありませんでした 「トップで出ねーかなぁ」と思っていると小さなボイルが!! すかさずジギングを回収して ガンマを手にした私はナブラ近くにキャスト 「ボコッ」と、いきなりヒット!! ジッジー 唸るドラグ アワセを入れつつゴリ巻してくると2.5キロくらいの 本鰹、なかなかいい引きでした 今年のカツオは数が取れなく 1本1万円の高値が付いた事もあったと 知り合いの漁師に聞いていたので 本当に嬉しかった ボーズをまぬがれ浮かれた私と 横目で睨むまだボーズのムッシュ 数時間後奇跡が起きた なんとムッシュにヒット 「ちっさいわぁーカツオカツオ」と初めの大したこと 無い引きに魚の大きさを完全に見誤っていたムッシュ 今年の伊勢湾鰤フィーバーにダンシングで 「奇跡の鰤ツインヒット」させたムッシュ そいつを「根掛りだわー」と必死に魚を外そうとしていたムッシュ・・・ (結局鰤2本無事上がってしまいましたが) 私には冷や汗と共にその時の記憶がフラッシュバックした 上がってきたのは・・・ 15キロクラスの堂々たるキハダだった・・・ オメデトウ・・・ 大橋さんのキハダでもそうでしたが 初めはたいして引かず数10m上げた所で 引き出すのが今回のキハダの特徴だった なんでカツオとキハダが区別できないムッシュに・・・ でもまぁ私も嬉しかった 勝ち組二人は余裕で記念撮影 マリオブラザーズみたいです その後ヒットは的確にレンジを捉えた大橋さんのみに集中して 私にはアタリすらなかった・・・ ジグも同じメジューム200gにしていても全く釣れる気配はありませんでした なんだか私の所まで来る前に 先にポイントに進入していくトモ寄りの大橋さんが掛けてしまう様な気もして 「ストッパー大橋」さんが巨大な壁に思えた(笑) ムッシュもその後1本バラシて後半に差し掛かった時 イナンバの立神を指差し 「そうだ今日釣れなかったらアソコにテント張って、キハダ釣れるまでゆうじ住めっ」 と、ムッシュが訳の解からん事をひらめいた様に言い出した ラスト間近、大橋さんに又もヒット 無事キハダゲット 大橋さんは本日5ヒット相次ぐアクシデントで3バラシ そして2本キャッチの大当たりだった お昼12時過ぎ、ラスト流しの最終アナウンス響き渡り 私は覚悟を決めた 諦めかけたその瞬間 グッと来る手ごたえ 200mから90m近くまでかけ上がったポイントでまさかのヒットか? と一瞬去年のトカラ遠征と記憶がリンクした しかし・・・ ただの根掛りでした・・・ メジューム200g+PE2号130m程高切れして 俺のイナンバは終った こんなギャグ漫画の様なショボイ終りかたなんてヤダな・・・ 船室に戻り 今回同乗したクーニーズ社長で「背黒ジグ」を作り 有名なアングラーでもある西野さんと挨拶を交わした おしゃべりなムッシュが隣だったのであまりお話出来ませんでしたが とても人柄が良く気さくで釣りの巧い方でした 出会いに感謝です その後4時間爆睡 港に着いて増本さんに逢うとキハダ3本キャッチとの事だった ムッシュは2ヒット1本キャッチだった ムッシュの自慢話を散々聞きながらの帰りの道中は 時間が過ぎるのを永く永く感じ 家に着いたのは夜の12時を回っていた 今回ジギンで狙うキハダ遠征は 今後の祐英丸キハダ便に大きく役立つ経験でもあり 数多くのヒントをもらったような気がします 忠兵衛丸の親父さん船長、若船長共に人柄も良く とても好きになりました ジギングでのタックルはPE3号、太くても4号と リーダー80〜100ポンドを除いてとてもライトなものでした(ジグ200g前後です) 日本海の鰤に少し、けのはえた様なスタイルで 平均15キロアベレージのキハダが狙えるなんて驚きでした 今回のキーポイントは3ノット動く潮流に影響を受けにくい細めのPE そしてフォールでのヒットが圧倒的だった為 沈下の遅いジグ 鰤パターンの様なふんわりジャーク そして一番大切なのはヒットレンジの把握 (この日は水深80m〜120mでした) だった様に感じました 今回は大きく滑りましたが 沢山の収穫がありました 次回は頑張ります 本当にありがとうございました PS来年5月下旬の平日、2泊3日船中泊で行くマリチャレツアー要員を 募集いたします 狙いはGT、キハダ、カンパチなどなどです 興味のある方は私までお問い合わせ下さい |
4月23日 米満マン久米島祝勝会 |
米満さんが「載せろ載せろ」としつこいので 彼の人生の中でピークと思われる今回、記念として作ります さかのぼる事、今年の4月中旬 祐英丸メンバーの米満さん新家さんらが久米島遠征に行って来た 3日泊4日で「キハダのパヤオ撃ち」だった そこで米満さんの使っていた幻のインディーズルアー「片岡ペンシル」に 奇跡的にクロカワカジキの100キロサイズが食いついて 40分のファイトの末 キャッチしたそうです よくやりましたおめでとう!! この写真は遺影に使って下さい その後は数キロの小型メジが上がったのみで 大型キハダは獲れずに終了したそうです 私が一番驚いたのは 18センチ程度のダイビングペンシルに 付けていたのはST56の3/0フックでキャッチ出来たと言う事でした よほどいい所に掛かっていたのでしょう メンバー榎戸さんはキャスティングで 25キロクラスのキハダを獲ったそうです 新家さんはロッド、ソルティガディープ55に新ソルティガセンサー4号で 45キロのキハダをキャッチしたそうです コイツはデカイです 驚くのはドラグ14キロ以上かけてのガチンコファイトで ファーストラン20m走らせただけだった事です ガッチリ止めてのファイトにPE4号がよくもったものだと思います 米満さんのクロカワは緑区の「居酒屋暖家」に に着払いで送りつけ 今回の祝勝会に至りました カジキずくしの料理の中で フライが一番美味しかったです 皆さんもカジキはフライにして食べて下さい ありがとうございました |
4月18日 春の丹後遠征 |
3月8日から始まった伊勢湾鰤フィーバーで ずっと働き続けてきた私の「心と身体」を癒す為 今年も始まった丹後鰤爆釣劇に私も参加してきました 前日ムッシュからの誘いで即決した私と 愉快な仲間達を募って 桜舞い散る京丹後へ いざ出発 マリーナへ3時頃到着 朝まで寝袋で仮眠 目を覚ますと日はすでに明けきっていた そこでなんとソルティガブロスの吉田さんに遭遇 一昨年?のTHEフィッシングで放送された北九州ヒラマサキャスティングを観て 熱くなった私 吉田さんのファイトは地味だったけれど「この人巧い」と感じさせるものだった いつか会いたいと思っていた人に出会えて 本当に嬉しかった 記念撮影してもらいたくてムッシュにデジカメを渡すと・・・ 吉田さんのお連れのナムジグの社長に私のデジカメを渡して 記念撮影に自分も入ってきた ムッシュの図太さがうらやましい 山本艦長が子供の様にどうしてこうも愛くるしいのだろう さて一通り挨拶も済ませ 今回お世話になる黒田キャプテンのビクトリー号に乗船 今回の参加メンバーは ムッシュ夫、妻大橋さん、沢村さん、香川さん、ウチのお客さんでした 思えば今年初丹後でした 7時半頃に出船 一時間でポイントに到着 辺りは鳥だらけ コ、コイツは・・・ ジグを投入するといきなりヒット!! まさかの爆釣モードでした イワシパターンならジグはだいたいなんでもOKでしたが 動かし方が難しかったです ムッシュも奇跡的に鰤ゲット!! 続いて 大橋さんも鰤ゲット この日大当たりの大橋さんはメジュームで鰤3本 メジロ2本の大活躍でした 香川さんも私のランディングで鰤ゲット ヘン顔の沢村さんですが鰤2連続バラシを乗り越え 「シューズ」で鰤ゲット もちろん私がランディングしました 初めはいつものぎこちないファイトでしたが 回数をこなし最後の方はファイトも上達してきました そんな中、唯一の女性アングラーまゆみさんにヒット のされっぱなしでドラグを鳴らし走りまくる魚は明らかに鰤 主導権握られっぱなしの粘り強いファイトで ゆっくり上がってきたのはこの遠征最大となる9.5キロの鰤だった 夫婦で共同作業です ガッツポーズもカワイイです やりますな〜まゆみさん 気が付くと10時をまわりジアイ終了 激闘を終え、とりあえずホッとした たまポツで上がる鰤メジロ それを横目に3時間以上船室で横になり爆睡をかます沢村さん 後半参戦して彼の第一声は 「鰤釣って疲れて体中が痙攣して立てませんでした」だった ここまで青物相手に疲労した人をはじめて見ました 「もう一度ジアイが来るだろう」とタカをくくっていたら 「鳥取の方で突風が来たようですので早あがりします」とアナウンスが・・・ まさかの早上がりで2時にロッドオフ 私もみんなも、もう満足だった いつもの様に4時まで、がっつりジギングも楽しいですが 次の日の仕事を考えると、このくらいのが嬉しいのも事実 最後に挨拶して 4時過ぎにマリーナを後にしました 鰤二本の香川さん 私はと言うと・・・メジロ1ハマチ5で終了でした 今回は人の鰤ワラサ8匹くらいランディングしてタモ係でジアイ終了しましたが みんなが釣れて私は満足でした 今回のキーポイントは ベイトは大きなイワシだったので大きめジグでとにかくアピール そして長めのロッドもしくは柔らかめのロッドでリーダーを10mの長めでとって 「なるだけジグの動きをソフトに自然に見せる」 というものだった この日は鋭いジャークではフォールでしかチャンスは無かった様に思います とにかく楽しくリフレッシュ出来ました ありがとうございました ちなみにハマチが脂ノリノリで一番美味かったです 負け惜しみでは無く、いやホントに・・・ 次回につづく PS6月のトカラ遠征は東日本大震災の影響で関東組のキャンセル等もあり 悲しい事に中止になってしまいました |
モルジブGTツアー2011 PART1 |
1月15日からの一週間、 海を渡りGTの楽園モルジブに大遠征してきました 今回の遠征が決まるに到って数多くの困難が有りましたが なんとか乗り越え、旅の出発を迎えられる事と成りました 出発の朝セントレアのロビーにて 今回のメンバー左から 「旅費は入金しました」と出発2日前まで嘘を付いていた モロギジメンバー龍ちゃん、 セントレアでモロギジTシャツを着ていた根性ある大橋さん、 隣は可愛いお子さんそうへいクン で、私。 一番端はツアコンを兼ねる心強い私のメンターヒロタカさん 一同は国際線で一路、乗り換え空港のシンガポールへ 今回のツアーで懸念されていた「家族の理解」は 去年秋口からモルジブツアーのパンフを見えるか見えないかの所 (たとえばリビングのテーブルの片隅、パソコン台の端) 等に何気なく置いておく事から始めた 徐々に日程表、最後はパスポートといった具合に 時間を掛け、私の意志を間接的に伝える静かな戦略を駆使した その為に今までの様な大きな衝突は回避出来、 孫子の言う所の「戦わずして勝つ」を実践できた しかし4日前思わぬ所でトラブルが起きた メンバーの龍ちゃんの旅費が降り込まれていなかった・・・ 随分前に振込先を指示し「振り込みましたよ」と 聞いていただけに動揺した 「龍ちゃんお金振り込んでないでしょ?」 と問い詰めると 「ごめんなさい時間が無くて・・・明日振り込みます」 と言われ 2日経ってもまだ振込みが確認出来ないとの事で もう一度電話して 「龍ちゃん!!ちゃんと振り込んだの?」 と聞くと 「ハイ振り込みました」・・・ 「まだ振り込まれてないって聞いたけど ホントは振り込んでないでしょっ」 「はいごめんなさい、ずっと休みが無くって・・・ 明日振り込みます」と返された 「明日仕事でしょう?ホントに出来るの?」 「はい出来ません」 「上には上が居るなぁ」 私の弟子ながら本当にびびった 24時間のATMに夜ついて行き 私の口座を使って振込みをし終えやっと落ち着いた 「ゆうじさんATM近くのゲオにHビデオ ついでに返して来ますね モルジブ行く前に返さないと 延滞金凄くなっちゃうんでガハハ」 と何の屈託も無い笑顔で龍ちゃんに言われた時には さすがに握りこぶしだった 「そんな辛い思い出も過ぎた事、明日からのGT三昧を考えると些細な事さ」 モルジブの事を考えると笑みが絶えなかった シンガポールでの乗り継ぎして 日本から10時間以上掛け ようやくモルジブの飛行場マーレにたどり着いた そこで事件が!! 私のバズーカに入れていた 龍ちゃん用GTレンタルタックルのカマジャと ギンガメ用に持ってきたライトタックルの ソルティガベイジギングのティップが折れていた 皆さんしっかり梱包いたしましょう・・・ 東京から参加メンバー最年長77歳になる 久保田さんとも合流 GTフィッシングに夢を与えるスーパーアングラーです 空港に着くとすぐに海上タクシーみたいな船に乗り そのまま3泊4日船中泊するパールウィン号に移動 船は大きくリビング&食堂 寝室シャワールーム完備の豪華な船でした こうして多忙な1日を終了した かに思えたその矢先 寝室を共にした龍ちゃんのイビキが凄まじかった 相部屋だったヒロタカさんは安眠を阻止され 龍ちゃんのイビキはモルジブの夜にこだましたのでした モルジブ釣行一日目 天候は晴れ、風は微風 最高のコンディションでスタートできた AM6:00過ぎキャスティング開始 しかもファーストフィッシュはなんと 龍ちゃんがポッパーでスマガツオキャッチ 続くヒットは GT初挑戦の大橋さん 初めてとは思えない安定したファイト 7,8分のファイトで上がってきたのは ツアー初となるファーストGT、ガンマで13キロ おめでとうございます 魚影の濃さにテンションは上がりました そんな時 新品のガンマ100gに換えて2投目にして走ってきたボートにラインを切られ 落ち込む龍ちゃん ちなみにガンマは一個8千円です 大爆笑でした 朝8時頃朝食 オレンジジュースがたまらなく美味しかったです 「おっ龍ちゃんあんな所に近所のマルハ食堂の手ぬぐいが干してあるぞ」 と指差すと龍ちゃんは本当にビックリして感動していました さっきシャワー浴びた時使って 私が干しておいた事はとても言い出せず 彼は遠い異国での奇跡と今でも信じている事でしょう 食事を済ませお昼まで釣り開始 リーフ沿いにキャスティングを開始すると 私にも待望のヒット 8キロクラスのでかいレッドスナッパー(バラフエ)でした GTかと思うほどのナイスファイトでした 今回の私の一軍タックルは手前のNEWソルティガ500PE6号に YAMAGA Blanksブルースナイパー とソルティガ6000GTPE8号に HOOKUPオリジナルGTロッドの2本でした コイツを龍ちゃんと変わりばんこに投げました 半径10m程度の小さな島でカップルが抱き合っていました 「コラー」って心の中で叫びながら二人に向かってキャストを繰り返しました (小さなボートで渡してくれるサービスがあるようです) 数年から数十年後には温暖化でこういう島は海に沈んでしまうんでしょう そんな中遂に私にもGTがヒット!! ここから怒涛のGTラッシュ 小さいですがファーストGTゲットです 続いてヒロタカさんにヒット コイツはデカかった23キロUPキャッチです 続いて私も 御年77歳の久保田さんもGTキャッチ フルドラグで合わせ切れなどラインブレイクも 沢山ありましたが 1日目でGT5匹キャッチ出来 俺のオールブルーを遂に見つけたと思った瞬間でした リーフ沿いからドカンと飛び出し ルアーに喰い付き 反転してドラグを鳴らして全力で潜っていくGT モルジブGTツアー初日にして GT16本以上キャッチ バラフエなどなど13匹以上 壮絶な幕開けとなった PART2へ続く・・・ |
モルジブGTツアー2011 PART2 |
モルジブ2日目 日も空けやらぬ深夜 腹痛で目が覚めた 前夜、晩ご飯を食べた後疲れと寝不足の為早めに 寝室に行った私だったが眠れず・・・ たまに催す吐き気と戦いながら 吐くか吐くまいか悩みながらベッドに横たわっていた私だった 遂にはトイレで思いっきり吐いて 楽になり少し眠った後だった 自分の胃の丈夫さだけは自負してていただけに 体調を崩したのにはショックだった 吐き気は無くなっていたが酷い下痢で パンツにほんの少しだけ漏らしていた とりあえず着替え 「ウンコちびり」の汚名は誰にも気付かれない様 汚れたパンツと共に 二枚重ねにしたビニール袋に厳重に密封されたのだった・・・ 「とりあえず潮風にでもあたって気分を変えよう」 とデッキに出て空を見上げると 満天の星が輝いていた 海はひたすら静かに 船をゆりかごの様に優しく揺らす・・・ 私は色んな海に出会ってきた その海域によって色んなモノを感じる 猛々しい海もあれば飄々として冷たい海もある モルジブの海は「憂い」があった その憂いはこの海で暮らしてきた人々の 涙の蓄積にも思えた 悲しいだけではなく喜びや感謝の涙だといってもいい そんな風に何の根拠も無く感じた時 自然と涙が頬をつたった 次の瞬間 「ゴゴゴゴゴォー」っと 地鳴りのような音が地面から響いて来た それはデッキ下寝室の天窓から こぼれる龍ちゃんの大イビキだった ふと現実に引き戻され笑いがこみ上げてきた モルジブ実釣二日目の朝 体調はまだ完全では無かったが 私は嬉しいモーニングGTキャッチし朝食になった 体調を崩した事を何気なく話したら 久保田さんが胃薬と「梅干」をくれた 梅干には強い殺菌作用があって 海外旅行などには食後に一粒食べるとコンディション維持には 大変良いとの事だった その国の水が合わないという事は 飲料水を口にしていたとしても その水で料理全般するので 体質によってめっぽうダメな相性 みたいなモノがあるらしい 生もののカツオの刺身を食べ過ぎてしまった ダケなのかも知れないが・・・ ご飯を食べてからもまだ胃が 荒れて気持ちが悪かったので 片肘をついて横になっていた 丁度ブッタが菩提樹の下で涅槃に入った時の様に ブッダの最後は カーストの最下級である スードラ(下人)の少年の施しで 腐った牛肉料理をお布施として振舞われた その少年にしてみれば 悪い牛肉とて、とても豪華な食料だったに違いない ブッダは腐った肉と知りながら弟子達には 危険だと食べさせず 少年のその純粋な感謝の気持ちを受け止めて 腐った牛肉を1人で食べた そして7日間酷い下痢に苦しめられ 最後はスジャータに看病されながら 涅槃に入った(死んだ) そんなことを考えながら 私は今の自分とブッタを重ね合わせた (何の接点も重なり合う部分も有りませんが) その時ふと気が付いた ブッダのあの時の姿勢は 胃に優しく楽だったからだ、と・・・ 確信を持つ世紀の大発見で 私は嬉しくなった とりあえず久保田さんのお陰で体調は 回復に向かった その後もGTは釣れた 今までとはハッキリと違う猛烈な引き この時ムチャクチャしんどかった 格闘の末上がってきたのは 私の自己新記録となるGT30キロクラスだった ロッドはHOOK UPGTスペシャル ルアーもNSシリーズ 嬉しくて嬉しくて最高だった 龍ちゃんもコモンハタ(?)をキャッチ お昼にショアキャスティングで島に上陸すべく 小型ボートで移動 ワクワク 上陸成功 釣り開始 ヒロタカさんがギンガメをキャッチした こんな綺麗なロケーションの中、釣りが出来ただけで 満足だった 小一時間ライトキャスティングを楽しみ 船に戻ってGTを再開 大橋さんへのアドバイスはもう何も無いくらい 完璧なファイトで朝から何本もGTゲット 77歳久保田さんにもヒット PE4号で無理の無い粘り強いファイトの末 超大物を釣り上げた ランディングした瞬間クルーも含めた 全員が大興奮した 「なかなか釣れませんね〜」と 言いながら静かに黙々と釣り続けた成果が 花開いた瞬間 (と言ってもパラオ、モルジブと数十年前から何度もGTを釣り に来ていた久保田さんは海外に関しても 私なんかより超ベテランなんですが) このツアー最大の38キロクラスのGTでした あまりにデカかったので私が釣ったかのように 記念撮影 どデカイGTに文句なしに感動した 1日目と変わらず釣れまくり 実釣2日目は終っていった アンカーリングした夕暮れ時 この日もGTが釣れなかった龍ちゃんの キャスティング練習が1人始まった 龍ちゃんの課題は 飛距離とキャスティング精度にあった・・・ この2日間で目に見える成長は確かに有るものの ロッドの特性を上手く使いこなせていない 日本を旅立つ前にもっと練習を重ねるべきだったと反省した 愛弟子である龍ちゃんに多くを求め過ぎなのかも知れないが 私が歩んだ道 そして同じ感動を味わって欲しかった ヒロタカさんと大橋さん私がフォーム改善指導にあたり 練習の甲斐あって短時間で 見違える進歩があった 残りあと2日 果たして龍ちゃんにGTは微笑んでくれるのだろうか? PART3へ続く・・・ |
モルジブGTツアー2011 PART3 |
ツアー3日目目覚めると雨が降っていた 龍ちゃんはリビングでクルー達と一緒に寝てくれた為 相部屋のヒロタカさんと私は安眠出来た クルー達はちゃんと寝れたんだろうか? 雨はスグに上がり綺麗な虹に変わった 気のいいクルー達と記念撮影 モーニングGTは久保田さんから始まった 老練なファイトで しっかりGTキャッチ 続いて大橋さん そして私は・・・ サメでした またまた私にヒット 大きなダツでした またまた私にヒット 遂にGTキャッチ この恥かしい鉢巻は私の心意気を表しています コイツを巻くとあまりいい事が無い すると愛弟子龍ちゃんにもヒット GTなのか? やりました 遂に遂に念願の初GTキャッチ 小さかったですが、やっと今までの苦労が報われました 波に乗った龍ちゃんにまたもやヒット 2本目のGTもキャッチです そんな私もヒット みんなが爆釣した所で 午前中のGTを終了して 今日も孤島にショアキャスティングに向かった 私はクルーに水眼と足ヒレを貸してもらいダイビングに挑戦 師崎のトビウオがモルジブの海に進出した瞬間でした 珊瑚礁はただただ綺麗で 魚達の揺りかごとなっていました 龍ちゃんに船からルアーを投げてもらい 下からGTになりきって飛びついた 龍ちゃんにファイトさせたがポンピングが甘く ラインテンションが抜けるたび私は体勢を立て直し 龍ちゃんを圧倒した ヒロタカさんに代わって エキスパートのファイトと対決した やはり比べ物にならないくらい力強いファイトで 強引に持ち上げられ、完敗だった このツアーで一番の大物でもあった 散々泳いだ後島に上陸し、ショアキャスティング 雑誌に出てくる様な1コマ 何とも言えないくらい綺麗な海でした 船に戻ってゴハンを食べてGT再開 すると なんとあの龍ちゃんにいきなりのヒット ツアー初日 「シャンプー持ってないから龍ちゃん貸して」と言うと 「シャンプーだけしか持って来てないけど大きいの買ったんでイイですよ」 と、 龍ちゃんから手渡されたのは 大きなボトルのコンディショナーだった・・・ オッチョコチョイなあの龍ちゃんが!! 愛弟子の成長に嬉しかった 明らかに今までのクラスとは違う手ごたえ 「コイツはデカイ」私も興奮した 龍ちゃんをフォローしながら 「龍ちゃんラインが手すりに擦れてるからもっと持ち上げろっ」 激を飛ばしても「フーフー」言うばかりで のされ気味の龍ちゃんに そんな余裕は全く無い様子だった しょうがないので助けに入った 龍ちゃんの体力は限界近くになって 「代わってぇ代わってぇ」と懇願する龍ちゃんを尻目に 私は大爆笑しながらファイトを見守った もう死にそうな龍ちゃんと その姿が面白くて面白くて仕方が無い私 時間を掛けて やっと魚体が見えてきた 「デカイぞ龍ちゃん」 キャッチ出来たのは私の自己新を上回る 32キロクラスゲット 師匠を越えた瞬間だった・・・ 外国人クルーと会話する時 100%日本語を発音だけ英語っぽく 「マヨネーズクダサーイ」とか「ワカラナイヨー」言う あのイビキの龍ちゃんが・・・ 私にはわずかな悲しみと大きな喜びが・・・ 次は大橋さんにヒット コイツもデカかった 言う事の無い完璧なファイトで楽しみながら ランディング 大橋さんも目標としていた大物をゲットした 30キロUP やったぜ大橋さん これで全員大物キャッチ出来た 夕方ストップフィッシング アンカーリングして晩ご飯を食べ 夜はリビングで映画鑑賞 字幕も無い海外の映画に 速攻で爆睡する龍ちゃん そのイビキを耳にして振り返った クルー達の青ざめた顔は忘れられない 「NO Sleeping!!」(寝ちゃダメだー)と 起こされていた(笑) 昨晩クルー達は龍ちゃんの大イビキで眠れなかったらしい 大きなお腹には夢と脂肪が詰まってます ナイトフィッシング 大橋さんがチビレッドスナッパーをキャッチ 私はアオリイカをゲット 次の日刺身にして食べましたが 激ウマでした 四日目の朝は気持ちのいい朝日で始まり 眠そうな龍ちゃんと 前夜リビングでの爆睡をクルー達に阻止され 代わりに朝四時まで寝れなかった本当は眠たいヒロタカさん 最後の朝食 この日も投げ続けたがGTは船中4匹ほど 上がっただけでした 私は朝から3匹のレッドスナッパーをキャッチし 「レッドスナイパー」のアダ名がついてしまった そしてモルジブGTツアーは終了 最後お世話になったクルー達とのお別れ 龍ちゃんはクルーに「飛行機では寝ちゃいけないぞリュウ パイロットがビックリして飛行機が揺れちゃうぞ」 と言われていた こんなにも優しいクルー達の居る 船はなかなか珍しいと思う 海外遠征で大事な体調管理と 精神的ケアはこのクルー達によって 守られたと言ってもいい パールウィン号の手配から 全てをプロデュースしてくれた アングラーズネストさんに感謝したい マーレ空港に着き、辺りを見渡したが、 キアヌリーブス似の外国人とハネムーンに来ているという 浜崎あゆみはやはり居なかった もしも会った時の為に同級生ネタも用意していたのに・・・ 後続組と合流する為、 モルジブに留まるヒロタカさんとも別れ ふと自分の足に目を落とすと モルジブ人の足になっていた 飛行機に乗ってシンガポールへ その飛行機は龍ちゃんのイビキによって揺れに揺れた事は 言うまでも無い・・・ 飛行機は乱気流を避ける為 高度10058m〜11887mを飛ぶらしい その時の気温は−50℃以下 昔、忍者ハットリくんがアメリカに行くのに 飛行機の上に乗って海を渡っていたが 「う〜ん いくらアニメでもそれは無理だな」 と私は思った 翌朝シンガポールに到着 成田行きの飛行機は出ているので 久保田さんとは空港で感謝と共に別れを告げた ツアーの後半 龍ちゃんに「アノねぇ奥村さん」と語りかけていた かくゆう私もツアー後半 久保田さんを「大久保さん」と呼んでいた 心が通じ合っていれば些細な間違いは 何の障害にもなりませんが、久保田さんごめんなさい 私達はシンガポールで夜まで休んで チャンギ空港からセントレア行きの飛行機に乗る それまで旅行代理店が手配してくれた現地のガイドに案内され ちょっとした観光を楽しんだ シンガポールの町並みと「イビキの龍ちゃん」 中華系の現地ガイド、スウェンさん シンガポールは多民族国家で インド、中国、マレー、イギリス系移民によって構成され イギリス植民地として 東アジアと、オーストラリア、ヨーロッパ、中東を結ぶ貿易港として発展した 狭い国土の人口密集率はモナコに次ぐ世界第二位 なんとなく東京に似た喧騒を感じさせる町並みと 無機質でいて無関心な人々が印象的だった (東京も修学旅行で一回しか行った事ありませんが) かつてはゴールドラッシュを夢見て 数多くの移民たちが希望を胸にこの地を踏んだ しかし 劣悪な労働条件下のもと働きながら 自分達の理想と現実とのギャップを 疲労と悲しみの中、気付いていった・・・ 私は華やかなビル群を見ながら 物悲しくそんな思いに浸っていた チャイナタウンやインド人街など 人種によって区分けする以前の中華系移民は 8人のタコ部屋を2交代制の16人が代わりばんこに 睡眠をとり働き続けていたそうです 秘密結社(マフィア)などの迫害も受けながら・・・ そう語るスウェンさん 現代シンガポールの格差社会を淡々と語り 時間に正確で六ヶ国語を話す 聡明でクールビューティーなスウェンさんの瞳から 「この国で這い上がるには教養と勤勉でしか道は無かった」 と言う、無言の呟きみたいなものが感じ取れた シンガポールの名所 「リュウライオン」を見物 その後はホテルに帰って夜まで爆睡した シンガポールの「匂い」を感じたくて 夜はホテル近くの屋台で食事した 屋台の中華は美味かった その後、少し離れた 現地人も行く地元のショッピングモールを見てまわり 現地の仕事帰りのビジネスマンやカップルが 食事するカフェを横目に ホテルまでの道のりを歩いていた その時ふと、街の「匂い」を確かに感じた 本当のシンガポールに触れられた気がして嬉しかった 深夜一時シンガポールを旅立って 日本時間の朝8時無事セントレアに到着 大遠征の成功を祝って一同解散となった またいつか会う日まで・・・ 船中GTキャッチ39本以上という好成果を残した 今回のツアーを振り返ると 天候、ポイント、タイミング、クルー、メンバー 全てにおいて恵まれていた ほとんどキャスティングせず私達の アドバイザーとなってくれたヒロタカさんにも 感謝したい 私自身を見つめ直し、出た結論は 「自分がヘタであることを、まず認めよう 次のステージへの出発点はそこからだ」 と言う事でした・・・ 今回のツアーで一番の収穫は メンバーみんなの心からの笑顔だった様に思います 今回ツアーに携わり協力して下さった方々 並びに最後までご愛読して下さった皆様 本当にありがとうございました 次は遠征は6月 果たして私は遠征費用が貯められるのだろうか・・・乞うご期待 SPECIAL THANKS トラベルプロさん HOOK UPさん YAMAGA Blanksさん 松田英生さんetc 今回使用したタックル リール Daiwaソルティガ 6000GT PE8号200m ロッド Hookup オリジナルGTロッド8.2ft リーダーバリバス ナイロン170ポンド ロッド YAMAGA Blanks BlueSniper 80/5 リール Daiwaソルティガ5000 PE6号400m 8号200m リーダーバリバス ナイロン130ポンド ロッド Daiwaソルティガベイジギング simanoステラ5000H PE1号300m リーダー フロロ40ポンド リール ソルティガZ6500エクスペディション PE5号400m リール simano03ステラ10000H PE8号400m END |
2011年初釣り!! |
1月2日夜 寒風吹きすさむ北陸三国に向けて 私を含むメンバー4名で名古屋を出発 とにかく「出船出来ればOK」のもと 凍結した道にビビリながらひた走りました 途中サービスエリアでトイレ休憩 現在-1℃「寒すぎるわっ」 氷点下の世界でジギングする事を考えると テンションが下がりました 今回お世話になったのは三国のジャークさん 去年は随分お世話になりました ご存知神海丸さん今年もよろしくおねがいしますね〜 港を出ると海から湯気が コレが噂の三国温泉・・・って寒さの為霧が出来てます 現場に着いてジギング開始 一度ゾーンに入ると連続ヒット メンバーのパンチさんと鈴木さん 私も無難に3本キャッチしてホッと一息していると 隣では木全クンが焦りと酔いの為、青ざめていた いつも安定した釣りをするモロギジ若手のホープ あの木全クンが釣れないなんて・・・ 「なんて嬉いんだろう」(笑) 人の怒られている所とホゲっている所は何故か人を安堵さる 「まぁ木全クンもまだ若い、 迷え迷え若人よそれが青春だよ」 みたいな感じでこの時私は高い所から見下ろしていた (と言っても私も3匹しか釣ってなかったですが) ハマチは粘れば釣れ続く しかし我等のヒトシ船長は 「ヒラマサと鰤を狙いに行きましょう」 と力強い一言で急遽ヒラマサ鰤ポイントへと走り出しました 私は年明け早々「滑らないハマチ釣り」 しか考えてもいなかった為 夢のある嬉しい一言だった 現場に着くと早速NEWソルティガ5000に170gくらいの CB1セミロングを装着して頑張りましたが反応無く 乗船者は次々とヒラマサをヒットさせていた はじめは 「えっへっへヒラマサ攻略法知ってるもんね」 と余裕だったが私の必殺の攻略パターンは全く通用せず ただただ他人のヒラマサのパワフルなファイトを 指をくわえて見ているだけだった こんなハズでは・・・そんな時、待望のヒット!! 「遂に俺にも」と思っていたらハマチだった しかし私には久々のハマチですら嬉しかった ふと気が付くと隣で不調だった木全クンが ハマチを着実ヒットさせ巻き返している 数えてみると6対6の同点 「先輩の威厳が・・・」 私はヒラマサなんてすでに諦めハマチ釣りに必死だった その後はお互い数も数えれないくらい真剣な ハマチのデッドヒートが繰り返された 北の風が強くなり 「ちょっと風がヤバクなってきたんで港の前にけぇるっぺさ」 みたいなアンナウンスがあり 船は急いで走り出した キャビン後ろの塗れない所に陣取った私は うつらうつらしながら ふと振り返ると・・・
|
2010祐英丸忘年会 |
暮れも押し迫った11月22日 恒例の祐英丸忘年会を開催しました 今回お世話になったのは師崎の老舗高級旅館「活け魚の里美舟」さん ここの海を見ながら入る大露天風呂は感動モンです 宴会前にみんなで入っちゃいました 総勢26名による大宴会でした 私はデジカメで撮影するのも忘れ 食べて飲んで笑った楽しい宴会になりました 1次会、2次会、3次会を経て 深夜一時を過ぎ、話し込むみんなをよそ目に トイレに行くふりをして密かに就寝 気持ちよく目覚めると そこには神々しい朝日が・・・ 泊まりのみんなと見た、感動の日の出でした 今年一年みなさんに支えられた 本当に感謝の年でした 来年はみなさんに少しでも恩返しできるように頑張ります 今年もあと少し残っていますが悔いの無い様頑張りますので 来年も宜しくお願い致します 美味しい料理と、もてなしで迎えてくれた美舟さん 参加してくださった方々 乗船してくださった皆さん ブログを見てくれた全ての方 今年一年本当にありがとうございました |
晩秋の丹後遠征 |
11月30日 寒さも本格化してきた丹後へ寒鰤を狙って行って来ました 今回お世話になったのも もちろん黒田船長のビクトリーUさんでした 夜中に丹後に着いてとりあえず いっぱい飲みながら就寝 「足を伸ばして寝たい」と言って外のベンチに龍ちゃんとトオル会長は車を出って行ったんですが 龍ちゃんの「寝袋」はさておきトオル会長の「毛布一枚」には 寒空の下、さすがに「トオルくん寒さで死ぬんじゃねーか?」と見ていて不安になった 前、ご飯を一緒に食べてても汗だくでTシャツ一枚になっていた龍ちゃんとトオルくん の姿を思い出しあの二人なら大丈夫か、 と思い直し私も爆睡 その数時間後・・・ まだ夜も明けやらぬうちにトオルくんが車に戻って来て 「むちゃくちゃな寒さと龍のいびきで3時間のうち1時間も寝れんかった」と言った ムッシュと俺は大爆笑だった 「やっぱ毛布じゃ下からの寒気は防げんかった・・・」 と呟いたトオル会長 俺とムッシュは言われずとも気が付いていた事だった 軽く眠り、一時間して夜が明けてきて 準備を整え船に乗り込み 風は強かったですが、とりあえず出発 現場に着くまで爆睡する龍ちゃん 現場はやはり風が強く そして魚もサッパリだった そんな時ワープゾーンで鰤二本キャッチ との事で急遽、冠島へ急行 朝のプチジアイに鈴木さんがメジロ2本ゲット 龍ちゃんはドリフトチューンでハマチダブル 鈴木さんの快挙に私も嬉しかった まだ余裕のトオル会長と俺 「ここはヒラマサのキャスティングのポイントだ」 と何の根拠も無く言い切ったムッシュ 水深を聞いてみると70mあった・・・ 嘘ではあると思っていたが、それでもペンシルを投げてしまったのは不覚でした その後 (ここからはデジカメを撮る余裕も有りませんでしたので 文章だけでお楽しみ下さい) お昼を回ってもアタリは無く折れそうな心と戦いながら たまに単発で出るメジロを横目に 黙々とパターンを探して重いジグをシャクリ続けた 奇跡的にハマチ1匹ゲットしたムッシュが 「まだ青物釣ってねーのはゆうじとトオルくんだけだな」と 満面の笑みで喋りかけてきた いつも人間的に大きいトオル会長が「俺はシイラ2匹釣ったモンね」(ぺんぺんですが) と小さい事を言った時にはビックリしたが もし立場が逆だったら私も、それを口にしていただけに何も言えなかったし あの時のプレシャーがうかがえた そう 今回のメンバー7人のうちで完全なるドボーズは私だけ・・・ 日も傾きかけた3時半過ぎ 私はすでに諦めていた 「朝からノーバイト、きっとこのまま終るんだろう」と ラストようやく 黒田さんも意を決したのかスパンカーを畳んで 「風も強いしやりにくいですが最後ドテラをやります」と言った 私はボーズを覚悟していたし 期待しないほうがショックも小さい事は分かっていたので 何の感情も沸かなかった しかし隣の江南から来た知らない方には 「最後まで諦めちゃダメですよ」と心無い言葉を送っていた ドテラにした一流し目 いきなりのメジロヒット しかも掛けたのはトオル会長 「一番釣らせてはならない人にヒットしてしまった」 と思った 無事ランディングした直後 「いっちぬっけたっ」 子供のように大喜びする会長がそこに居た 次の流し トオル会長のヒットジグだった「モロギジダンシング」 に私も付け替え、二流し目 後ろから会長の「ゆうじ絶対釣れよっ」の 声援?があったが 私にはただの猛烈なプレッシャーでしかなかった (この時、イチローや遼くん達並みのステージに私は居た) 釣り人に言ってはいけない 言葉が二つあると思う その一つは「絶対釣れよ」 二つ目は「絶対バラすなよ」 である そもそも釣りに来た以上「絶対釣りたい」し、 掛けた以上「絶対バラしたくない」のは当たり前なんですが 会長はその二つとも言っちゃう 誰にでも言っちゃう おっと話しがそれてしまいましたが、 残り20分 その流しで私にもヒット 日本海ではフロントシングル一本の男らしいフックをモットーにしていた 私がプライドを捨ててまでテールフックを付けた気持ちが 天に届いた 大笑いのうちにランディング そこで焦ったのがムッシュであった・・・ まさに九回裏の逆転 最後の三流し目 トオル会長は男らしくまだメジロ釣っていないムッシュ達に 場所を譲ってロッドを置いた・・・ (イギリス紳士の様なこの行動には私もさすがだと思った) 私も満足して場所を譲った 次のヒットはドテラで唯一出来る裏の角 でシャクッていた江南の方でした それも無事ランディング 残りあとわずか 髪を振り乱し一心不乱に丹後ジャークをかますムッシュ 私は江南の方がランディングし終えて空いた角にすぐさま入って シャクッた瞬間、 奇跡のヒット このときのトオル会長とムッシュの顔が忘れられない 私の2匹目のメジロをランディングして 今回の丹後遠征は幕を降ろした デジカメを撮る余裕を取り戻した私と帰りの道中 結果今日の竿頭はメジロ3本ゲットした鈴木さんだった 「本気だゼ」を合言葉に渋い中三発ヒットさせた香川さん 滑らない事が巧いアングラーだと明言する会長 いままでで一番嬉しかったメジロを手にする私 ムッシュに次の日電話した時も 何故か声に張りが有りませんでした(笑) 今回の遠征で私が釣ったメジロは全てテールフックに掛かっていました TPOに合わせたフックシステムの大切さを 改めて思い知らされ ドテラ釣法の威力も目の当たりに出来ました 遠征は行った分だけ感動と発見がある 黒田さんをはじめとする皆さん 本当にありがとうございました 今年の遠征はもう無いかも知れませんが、 来年もまた頑張りたいと思います 最後に 「終り良ければ全て良し」 ありがとうございました |
10月18日丹後遠征 |
日本海丹後のビクトリー黒田船長さんの所に遊びに行ってきました もちろん狙うは 「鰤」 ここ最近忙しく、内緒釣行が多かった為 中々釣行記UPをしませんでしたが 夏のキハダ甲子園に始まり・・・ (釣れなかった為、UPの仕様もありませんでしたが・・・今もこの胸には熱い思い出だけは、残っています) キハダ漁として遠州までキハダを追いかけ朝焼けの中見た「マウントフジ」 その勢いにまかせ、なだれ込むように日本海丹後に移行 ビクトリーさんに乗船 9月28日の秋シーズン初回に メジロ爆釣!! バケツに咲いたメジロの華 それに良くして、調子に乗って 1日置きに行った怒涛の3連続釣行 そして 涙の3連敗 (*ここでの勝負基準はメジロ以上が獲れるか獲れないかです) 四度目の釣行帰り、シカ街道で新種のシカを(牛?)発見 ここで負のスパイラルを断ち切る為に 連敗脱出を計った 今回5度目の釣行 その間に仲間の間では 私のアダ名はいつしか、「ゆうじ船長」から 「アホアホマン」に変わっていた・・・ 「少し行き過ぎじゃないの?」とよく言われますが、 晩年の王貞治は記者から 「王さん、その年で練習のし過ぎじゃないんですか?」 といわれた事が有ったという その時、王がその記者に返した言葉は 「それでも私には練習しかありません」だった それにならって 「私にも遠征しかありませんっ」 話を戻し 4連続メジロボーズはなんとしても逃れ、流れを変えたい まさに 赤壁の戦い (少し言い過ぎですが) 今回、共に戦い 時として蹴落し合う戦友は 盟友ムッシュ そして私 今回の士気は上々 調子に乗った初戦を含め三連敗も全て丹後 涙の3連敗を 三国志になぞらえ「三顧の礼」として尽くした私に 女神は微笑んでくれるのか・・・ (そんな大それた事ではないんでしょうが) 風はウネリを伴った北東風強し コンディション的には良くは無かったが 勝敗の鍵を握るのは「鳥山」 いざ出船 朝イチから僚船でメジロヒットが聞こえたのでとりあえずは ホッと胸をなでおろした 戦いの主戦場はもちろん白石グリ 名将黒田さんの指揮のもと、10時をまわり白石突入 若干の鳥山、そして感度 1流し目メジロヒットの雄叫びを上げたのは まさかのムッシュであった そのタックルは ムッシュいわく「掟破りのPE1.5号フロロのリーダー5号」だった (さすがに5号はイカンぜ) わずかな焦りを感じながら、緊迫した空気の中、鉄ジグロング150gくらいを 遅めの丹後ジャークでしゃくっていると 私にも待望のメジロヒット 私のタックルはソルティガベイジギングに旧ステラ5000番 さらにムッシュの上を行く8本撚りのPE1号、 リーダーはフロロシーガーリアルFX10号の スペシャルライトタックルだった (P1でも今のメジロクラスなら何の不安感も無く上げられるし、 何よりジグの沈下速度、糸フケが桁違いに良いのでメリットがある) 落ち着いてランディングし、速やかに落とし直し ムッシュを逆点の連続ヒット 心の中で小躍りした 上がってきたのはナイスサイズのマダイだった その一発で朝のジアイ終了 ともかく惨敗が無くなったのとムッシュに競り勝った事が何より嬉しかった 興奮の為、何故か?ムッシュの釣ったメジロも一緒に持ち上げる私 ナイフでクーラーの中の氷を砕いていた時、興奮のあまり 勢い余ってムッシュのクーラーにナイフぶっ刺してしまった事も、もちろん内緒です 後半はムッシュがハマチとヨコワ 私にはアタリはあれど、ハマチが一匹釣れただけでした 言葉は交わせませんでしたが、 一緒に乗った丹後の名手「マシーン堀」こと 堀さんの綺麗で力強い高速丹後ジャークには 後半もヒットジグC1でメジロヒットし続けていました 「やはり上には上がいるんだなあ」と 自分のヘタさ加減を再認識しつつ、今回の遠征は終わりを告げた 「鰤」は獲れなかったし、 名手には釣れて私に釣れない丹後の厳しさと奥深さも味わい なんとなく見えてきた気がした 丹後でのモヤのかかったような「何か?」は結局 掴み切る事は出来ませんでしたが 負の連鎖を断ち切る事が出来たので、 とりあえずは意義のある遠征となった 次の戦いがいつあるかは解かりませんが 自分の中で常に価値のある戦いが出来るよう頑張ります ありがとうございました |
10月14日サラブライトマンコンサート |
遂に待ちに待ったこの日がやって来ました 「世界一美しい歌声」といわれる ソプラノ歌手サラブライトマンの名古屋公演に行って来てしまいました 6時開場直後のガイシホールはまだ人もまばら コレが本当に1万5千円のS席なのか?(怒) と思わせるパイプ椅子に座りながら 胸弾ませ開演を待ちました 会場も超満員になり いよいよコンサート開始 まずはサラ無しでの 名フィル管弦楽団(多分)の演奏からスタート 楽器一つ一つが小さな宝石のように輝いていました そして満場の拍手の中 サラブライトマン登場 日本でもアマルフィ、フィギアスケート、CMなどで有名な曲ばかり そしてオペラ、トゥーランドット オペラは見た事無かったんですが 透き通る高音域での迫力のサラの声量に加え 澄んでいて、しかも力強い男性テノール歌手の歌声にも 驚かされ、オペラの持つ生の魅力に心動かされました 会場が体育館だったので音響が良くなく 日本のそれも名古屋のコンサートホールの音響は 世界でもトップクラスだと言われているだけに それだけが口惜しかったです しかし テーマにしているのか宇宙を感じさせる音楽はもちろん 映像、照明、演出 サラのコンサートは興奮と癒しの不思議な空気をかもし出していました そして最後 サラを一躍世界に羽ばたかせた名曲 「Time To Say Goodbye」 CDなど果ては着うたまで 何度も聞いた歌でしたが、やはり直に聞く歌声は良かった 歌い終わると挨拶と感謝の意を 言葉少なに残し立ち去るサラ アンコールの鳴り止まぬ拍手 そこで事件が・・・ 目の前を少し気取ったカップルが颯爽と帰って行きました 見上げると2階席でもチラホラ帰る人影が・・・ 「外国人のコンサートは初めてだからアンコールが有るのか無いのか? しかも大御所だけに私も解かりませんでしたが、 この後ファンのアンコールに応えサラが出てきて歌ったら あの人たちはどーするんだろう?」 と思っていると 衰えぬ拍手の中 わずかな時間で衣装も着替え サラがまた出てきた このコンサートで何でもかんでも拍手を送るオーディエンスを見ていて 「みんなホントに良かったと思って拍手してるの?」と 意地悪な俺がいて 本当に良かったと思った時にしか自分は拍手しない と少しひねくれていた しかしこの時は私も心から拍手してしまいました その後に歌ったクラシックの名作 定番「ジュピター」から オーラスはあの王道 「アヴェマリア」 映画にしろコンサートにしろ本にしろ やはり最後をどう締めくくるかが良し悪しを決めてしまうと思うが 文句の付け様も無く、コレには やられた もう私もスタンディングオベーションで ありがとうを拍手に込めた この夜は久しぶりに優雅で贅沢な時間に 包まれリフレッシュする事が出来ました サラありがとう・・・ 私の心に最後に残ったものは・・・ あのカップルはあの後どうしたんだろう? 入り口の片隅に慌てて戻って聴いたのか? プライドが邪魔してそのまま帰ったのか?という事だけでした |
お盆休み締めくくり宴会 |
16日お休み最後の宴会を 地元のホルモン焼肉屋にてやりました 肉も美味しくビールも最高 二次会のカラオケに突入 いつの間にか落書きだらけの会長と「カジキの龍ちゃん」です 次の日カジキを釣り上げたシーブルーのトオル会長 しかも翌日の帰港後もこのもみ上げだけは消し残っていました 気が付けば私も・・・ 楽しいお盆休みをありがとうございました |
2010蒲郡ビルフィッシュトーナメント参戦 |
8月14,15日とお盆休みに蒲郡BFTに参加してきました 今回は祐英丸では無く 前回ブログでファーストマーリンをキャッチした時のメンバー 横田さんのクルーザー船名フォーナイン(マーレ33ftだと思いましたが)での参戦でした 当日は私のお盆休み初日 タックル整理や情報収集、作戦など練って 早めに11時に就寝 お盆休み初日2時起床 興奮の為全然寝れなかったが、用意を済ませてマリーナへ出発 5時半クルーの皆さんと挨拶を交わし6時にマリーナ出航 7時半伊良湖沖、いよいよ蒲郡ビルフィッシュトーナメントスタートである スタートフラッグが振られています この大会はテレビ朝日が取材に来ていたそうです 少し緊張しながら舵を取る俺でした カジキゲームとは知力、体力、経験、チームワーク・・・そして「運」 情報を元に考え、潮を見ながら心の指し示す方角へと船を進める 10時を回った頃待望のヒット しかしすぐにフックオフ お昼前、鳥山が出来てキハダのボイルを発見した 船で突っ込んでもヒットせず 今年のキハダはトローリングではキハダが沈んでしまい獲るのはかなり難しいらしい 折り返して又もボイルに突っ込んだがダメでした 舵を握っていなければ私がキャスティングタックルを握ってやってたんですが そうこうしているうちに2時をまわり終了 この日はヒット率は悪く3本上がっただけで、ほとんどのチームがマーリンをキャッチ出来なかった お盆休み2日目3時起床 今日こそはと、張り切って行きました スタート1時間半で他船でヒットコールが・・・今日は何かが違う その後もヒットコールは続き 私が舵を取った「フォーナイン」もそちらに向けた ヒットの集中したポイトに着くとたくさんの船がひしめいていた 私のヒット実績のあるポイントだった するといきなりのヒットした が,即バレ すぐに流し始めると又もヒット しかし即バレ 又もヒットするもバレた回収していると又ヒット まさに「ヒットの嵐」だった ヒットポイントを過ぎて、すぐに折り返すと 5回目のヒットが コイツはしっかりフッキングして250m近く全速でGOを入れた そこからファイト開始 船に近ずけては出され 一進一退の攻防が始まった 粘り強く最後まで旨くファイトしてくれました 私はデスダイブ(一気に200mくらい真下に突っ込み死んでしまう行為) を気にして操船 下に潜りかけると船で強引に浮かせてデスダイブの出来ない浅場に誘導 2時間20分のファイトの末 船べりまで寄せてきた かなりデカイ 船をオートパイロットに切り替え 今度はリーダーマンとしてクルーに指示しながら格闘した
|
第3回ガニ捕獲大作戦 |
8月5日(木) 前回、前々回に引き続き今回も行ってきました 今回はプライベートガニすくいでした 目標はもちろん「100匹オーバー」 3度目の挑戦は意気込みが違いました この時の為に昼間仕事も休み(そんな訳ありませんが・・・) 準備万端にいざ出船 ポイントに着いてライトを点けた瞬間すでに2匹発見 「今夜も熱いぜ」と思うまもなく カニすくいスタート アッチだコッチだと声を張り上げ(私だけ?) 力の限りすくい倒しました 中盤からラストまでガニラッシュ 死闘は続き 一回のランディングで2匹ずつはザラでした 気が付けば夜もふけ、「最後のラス1ねっ」と言っているのに 見つけてしまうから10匹以上すくった気がします 興奮の開票 3人掛かりで数を数えました そしてなんとその数 188ハイ こ、こんな食えねーよ 目標100ハイを軽く超え 私のガニすくい史上最多の金字塔を打ち立てる事が出来ました このガニすくいに協力してくれた方々(あんまりいませんが) 本当に本当にありがとう 俊敏な動きですくいまくってくれた ガニプロ名港チャーターボートKAZUEIの天草キャプテン それはゲッツなのか??? 釣りでは一度も感じた事の無かった「センス」 をガニすくいで初めて感じました 地元組合職員アッキークン それでも又、次は今日よりたくさんすくいたい いや、すくってみせる 私のおバカな挑戦は終らない・・・ |
第2回ガニ捕獲大作戦 |
8月4日(水) 前回に引き続き 今回も期待を胸にガニすくいに行ってきました 今日の目標は「みんなで100ハイゲット」でした ポイントに着くといきなりのカニ 「今日こそイケる」といい予感をヒシヒシと感じました またもやアッチコッチにガニ浮きまくり ライトを持ってガニを探す人 タモ片手にガニをすくう人 ガニすくいはカジキ同様チームプレーです 心を一つにしてお互いカバーし合いながらすくっていく事が「大切」です たくさんのガニに囲まれ今日も大興奮のまま終了できました チーム「ココロ」の皆さんでした ガニ99ハイ大漁でした 今回は惜しくも1ハイ足らず99ハイに終りましたが 次回はもっとすくれる様、頑張ります 目指せ100ハイ ありがとうございました |
第1回ガニ捕獲大作戦 |
7月30日 夏特別企画「ガニすくい」に 城崎さんによるチャーター船にて行ってきました 準備を整え夜7時に出発 ポイントについて探し出すとポツポツと水面を泳いでいて アッチだコッチだとにぎやかに夏の夜を満喫してきました 私も一年のブランクがあり 勘を取り戻すのに時間が掛かりました 後半調子が出てきたもののガニの浮きが悪く 見つけても半分くらいしかすくえませんでしたが 去年に比べれば多く 大興奮の一夜を 潮の香りのする心地よいそよ風に癒されながら 楽しく終えることが出来ました 終ってみればワタリガニ32ハイ 来年はもっとたくさんすくいます デジカメ忘れちゃいましたスミマセン ありがとうございました |
激闘カジキ編 |
7月22日 運命のこの日私はトローリングでカジキを狙ってプライベートで船を出した クルーは私を含め5人 カジキルアーのビルダーでもあり同じ伊勢湾ジギング船の船長でもある 明康丸キャプテン上田さん その友達の横田さん、井上さん そしてモロギジメンバーのワラサの龍ちゃんだった 出船数日前、友達でもあり良きアドバイザーでもある バリバスのシャモジグの生みの親、清水さんが150キロクラスのカジキをキャッチしていた 不安と期待を胸に出船 潮を見ながらポイントを探す・・・ まずまずの潮目に当たり トローリング開始 ルアーを流し始めて5分もしないうちにいきなりヒット アクセル全開でGO しかしコイツはフッキングせず また、ルアーを流しながら ヒットを待つ 一時間位したところで待望のヒット アクセルGOで一気に100〜200m走りラインを出す ルアーを回収してそこからファイト開始 誰もチェアーに座らずまずは私がファイト ラインを巻き取り寄せてくる 結構巻き取れ、あと50m切った所でファイトタイムを確認 するとまだ15分しか立っておらず このままあげてしまえば20分掛からずに上がってしまう・・・ 体力を残したままのカジキは船べりで暴れる 毎年世界のどこかでカジキの角で刺され何人かは死んでしまう 当初1時間はファイトさせて暴れて弱らせ 銛を打つ予定だった もう少し遊ばせて弱らせようとゆっくり巻いていたときに痛恨のフックアウト 残念 その後、私はは操船に集中 午前中にもう一発バイトするも掛からず・・・ そこから数時間なんのアタリも無くなった 海と空の 青と白しか無い世界で ただひたすらにカジキを追う それだけでもう私は幸せだった お昼をまわり日も傾きかけた時 あと一流しして、もうそろそろ帰ろうかとみんなに言ったその後 待ちに待った事件が起こった 「ヒットヒット」 唸りを上げるドラグ 一気に船を出し緊張と喜びの瞬間 しかしマーリンは船と同じ方向を泳ぎながらテールウォークを繰り返し フックアウト・・・ 「あ〜バレた〜」 ルアー回収に取り掛かろうとした瞬間 奇跡が・・・ 「ヒットヒット船出せ船っ」 諦めかけた夢が 思わぬサプライズと共に再び なんとフックアウトしたルアーが惰性で 進んでいる時にちがうマーリンが食いついたのだった アクセル全開で200mちょいラインを出してからファイト開始 はじめは横田さん トローリング用のショートロッドを曲げながら寄せてくる 気を使ってくれたのか途中で選手交代で ワラサの龍ちゃんがファイト 一気に寄せて20分でリーダーキャッチ リーダーマンは過去何本もキャッチしている上田さんがしてくれた 銛は横田さんが入れてくれ一発で通した 私も自分の銛でもう一発突いてエラ奥に何度も刺し、血を出してから ようやくランディング ギャフで掛けてからチェーンブロックで持ち上げた クロカワカジキだった クロカワは。死に際何ともいえない妖艶な紫色にその身を変える その美しさは見た者でしか得られない 贈り物の一つだと感じた・・・ 上がった瞬間クルー全員に握手して回った サイズ的には小さく大して自慢できるものでは無かったが とにかくファーストマーリンをキャッチできた事が嬉しかった・・・ カジキはスグに、数年前4万5千円で親戚の大工さんに作ってもらった 100キロの砕氷が入った特注カジキクーラーに入れて帰った 帰る途中 ポッパーとリアルベイトミノーをスピニングタックルで曳きながら帰った するとまたもやヒット newステラが唸りながらドラグを出した しかしフッキングまでは至らず、最後のオマケ付きで 今回のマーリンを終了した マーリンで6発もヒットした こんなにも熱く幸運な1日は今まで一度も無かった みんなで記念撮影 板前の沢村さんが港で待機してくれていた 綺麗に三枚におろしてくれ皮まで剥いでくれた その場で作ってくれた刺身は脂もあって美味かった 本当にありがとうございました スタンディングハーネスとジンバルを着けてみた ワラサ改め「カジキの龍ちゃん」 なんか重量挙げの選手みたいです 今回の釣行で7割近くヒットしたルアーは 去年上田さんが白蝶貝から削り出し ある一定の紫外線だけ反射する特殊な材料で固めて作ってくれた チャガーヘッドでした 力を貸してくれた上田さん、タックル持って来てくれた井上さん、横田さん そして龍ちゃん一緒に行けなかったですが会長、 そして惜しみなく色々教えてくれる清水さん、三重の山和の店長 その他もろもろの方々 そして海とマーリンに・・・ 本当にありがとうございました ようやく初めて一歩踏み出せた気がします 今後も私の挑戦は続きます |
クロマグロを求めて下田へ |
7月20日 2日前急遽ムッシュ三宅から一報が・・・ 「伊豆でクロマグロがボッコボコ釣れとるらしーよ」 な、なに〜 「キャスティング乗合1万5千円でいけるらしいで行かへん?しかも日帰り」 あんだけ春のマリチャレで苦労したマグロが 1万5千円でクロマグロがボッコボコ? しかも日帰り? (この時一番いい事だけを切り取って繋げていた 私の妄想は凄い事になっていた) 「もちろん行く行くっ」 (もちろん母には内緒で) 「トカラの夢が再び・・・」 あらゆる妄想を駆使して 出発のその日を迎え 手にはタックルを 胸には希望を携えて私はまだ見た事の無い関東の海に思いを馳せた 静岡県下田港を3時に出船そしてお昼3時帰港という行程でした なので2時半乗船との事 私は地元でBBQ大会を8時に切り上げ ムッシュの住む春日井に向かいました 9時過ぎ合流、そして出発 そこからは丹後を上回る道のりでした 高速で沼津を下車そこから延々と続く下道は遠かった・・・ 石川小百合の天城越えを越えもちろん浄蓮の滝も 下田に着いたのは2時半ジャスト 今回お世話になるのは伊豆下田の龍正丸さん 乗船の皆さんはすでに道具を積み込み張り詰めた緊張感の中 私達はせわしなくタックル、クーラーを船に積み込んだ 向かって左の新しい龍正丸はイナンバにも行くそうです そして3時に出船 真っ暗な海を進みながら 私は小林多喜二の蟹工船の始まりがフラッシュバックしてきましたが 同乗したエサの泳がせで使うアジを釣る アジポイントに着く頃にはカツオ船の乗組員になった様な気がした 泳がせのアジを順調に釣ってから 大島周りの本命マグロポイントに着いた時にはすでに夜もしらみ始めていた 揺れる海の上で、まわりは濃紺に紫がかったほんの少し肌寒い早朝 鳥達は騒ぎ魚を活性を私に知らせる 「キャスティングで狙えるチャンスは朝」 数少ない経験で知った感覚が嫌が応にも興奮させる・・・ 開始してポッパーでキャストを繰り返したが 反応は無い・・・ すると船の反対側で泳がせをしていた イチローにそっくりな方にマグロヒット ベイトリール「アリゲーター」に巻いてあるPE10号が一気に出て行く 「おお〜」 見ているこっちが歓声を上げてしまう 「とにかくチャンスだ」 キャストを繰り返した・・・ 「ダメだっ糸が無え」 悲鳴に似た叫びが後ろのイチローから聞こえ ルアーを回収して見に行った時にはラインブレイクしていた・・・ その後一気に夜は明け 部屋の電気を点けた様にまわりは明るくなった 「俺のジアイは無かったか・・・」口には出さずに心で思った ふと見渡すと霊峰富士が見えていた ありがたやありがたや、思わず拝んでしまった 鳥の興奮も収まってきたが、まだ鳥ナブラが幾つも出来ていた そんな時、下田のイチローにまたしてもヒット しかし惜しくもフックアウト ヒットの数もイチロー並だった 諦めず投げ続けたが出る気配も無くなってきたので 爆睡・・・ 起きて少し投げてはまた爆睡・・・ 起きてご飯を食べてはまた爆睡・・・ 起きてペンシル投げていると ムッシュが「ここはジグしゃくればボトムでヒラマサが釣れる」となんの根拠も無い事を 自信あり気にぬかしたので仲間の人が船長に水深を聞きに行った すると返ってきた返事は「いや〜わかんねえ」だった 少したってもう一度聞きに行くと「一番浅い所で350mだな〜」と返ってきた 「そんな所でヒラマサがジギングで釣れる訳無え」と ムッシュに大ブーイングだった(笑) ここは大陸棚が通っていて黒潮がぶつかる所なので 島からすぐ近くでも900m近く深くなっていたりする だから魚探も関係無いようだ・・・ ・ 僕達が釣りをしているスグ近くをトローリングのクルーザーが通って行った すると近くでカジキがヒット ド派手なテールウォークくり返し船に近づいて来た時には焦った 恐るべし伊豆諸島 そんなこんなで鳥も居なくなり12頃「鳥もいねーからもう帰っか?」と 船長アナウンスがあり終了 私は後半、雰囲気ゼロの海をひしひしと感じていたので この言葉は少し嬉しかった それに伊豆の温泉で頭がいっぱいだった 港に帰って片付けをしていると もう1船の龍正丸が45キロの本マグロと 25キロくらいのキハダマグロ2本を釣って帰ってきた クロマグロの口はキハダよりデカかったです 又いつの日か?リベンジしたいと思います この写メで丸万トモッキーとタクチャンは 「俺が釣った」と言ったら騙されました(笑) ありがとうございました |
2010第1回BBQ大会 |
BBQの季節がやって来ました 楽しく飲んでいっぱい食べて始まりはスローテンポに そして徐々に激しく、今年も力の限り食べ尽くします |
真夏の夜の夢シーバス祭り |
7月17日夜 毎年恒例のチームへたんちゅによるチャーター船での エサ釣り大会です 今回の参加者は4名 胴付2本針のエサ釣りスタイルでの挑戦です 7時過ぎ出船 そして沈みきった太陽と夜とともにスタート まずはエサ釣り巧者、森山さんマダイゲット 続いて米倉さんにもマダイヒット 大きさはともかくおめでとうございます(笑) 続いて新人さんにもメバルヒット 最後にこの人が会心の一撃 2年連続ホゲっていた私の玄達並の夜釣り連敗記録に終止符を打ちました 2時間ほど入れ掛りに近い状態で連続ヒット 最後にみんなで記念撮影 数えてみるとシーバス25匹マダイ3匹 そしてメバル2匹にカサゴで30匹オーバー達成 大漁でした 今年のナイターは熱かった 皆さんありがとうございました |
奇跡の玄達瀬パート3IN神海さん |
7月16日に改めて玄達瀬に挑戦してきました 12日に行くハズが悪天候で流れ そん代わり岐阜のMYパワースポットを回って厄を落とし準備万端で臨みました 朝、乗り場に着くとバーチカル船長の丹さんが・・・何故? (よっぽど釣りが好きですね〜) まぁとにかく少数精鋭でいざ出船 朝日は一段と綺麗で何かいい事を予感させるものがありました 丹さんの寝顔をキャッチ 神海丸の藤田船長はノッポさんの様な帽子をかぶっていました そして玄達到着 鳥達がただならぬオーラをかもし出していました いきなり大ナブラ発生 気持ちの整理もキャスティングの用意もままならぬ内に 船の真横でアッチでコッチでボコボコでした しかし美味い事トップでナブラ打ち出来ず・・・しかもチャンスは三度ありました ペンシルを投げても反応無く・・・ そんな時 トモでシャクッていた丹船長にジギングでヒット ジグはホッツのケイタン 俺もジグにかえよっかな?なんて思っていると又も近くでナブラ発生 もう上も下も凄い事になっていました 「今日の玄達は違う、絶対釣れる」 欲張りな俺は「ジグをシャクッてはナブラが出たら、ジグをそのままにして キャスティングを放り投げる」と言う 空いている時にしか出来ない贅沢な釣りで攻めましたが 二頭追うものは一頭も得ずの言葉どうり ワンテンポづつタイミングが遅れ 何も掛けられないまま「又もこのまま・・・」 とノーヒットノーランが頭をよぎった ジグかトップかどちらかにしなければ・・・ そんな時 インチク「シューズ」でヒット ルアー、ロッドビルダー佐野さんにヒット 「コレだっ」 私も迷わずシューズをセットし PE4号のソルティガエクスペでワンフォール目で待望のヒット 私の鰤が小さい事は気にしないで下さい すぐさまシューズでツインヒット 「シューズ祭りや」 私は玄達でも滅多に無い超二枚潮に悩まされ PE4号からPE1号のリョウガ20HとスミスのAMJ−SF510の伊勢湾タチウオタックルに切り替えた デカマサが掛かればまず飛ばされる・・・しかしこの2枚潮の 水深110mでは落ち込みも遅いしラインがフケ過ぎてかなり掛けヅライ 「とにかく掛けなけりゃ何も始まらない 掛けてから考えよう鰤クラスならなんとかなる」 って事でスタートするといきなりヒット この選択が成功 2連続でメジロ、鰤ゲット 獲ったど〜 移動中みんなで祝杯 いや〜ビールが美味いッス そんなこんなでジアイ終了 丹さんはジグにこだわり執念で唯一ジグで3匹キャッチ 玄達には何かがある そして夕まずみに期待しましたが気配無く終了 私の釣果は鰤、メジロで3本ゲット 最後ジャークのヒトシ船長も交えみんなで記念撮影 本日、ウチも含めジャークさんもシューズで9割ゲットの事でした 恐るべきシューズ効果 今回の収穫はリョウガの早巻で充分鰤が食ってくること そしてかなり楽だった事 (この発見は女性アングラーをはじめインチクをかなりポピュラーなモノに出来るかも知れません) そしてPE1号は結構丈夫だった事が身をもって体感できた事です (もちろんラインは新しく、その上でシリコンスプレーでコーティングしています) 本当に素直に感謝できる1日となりました 魚、海、山(前回お参りした)、船長さん達 そしてこの遠征に私を誘ってくれた佐藤さんそして佐野さん みんのお陰です ありがとうございました 帰りの車中結果が気になる方々から連絡が来て 事細かに報告していたがやはりみんなのテンションが少し落ちる、 とゆうか中にはなんとなく私の釣果を聞いてなんとなく怒っていた人もいたのが気になる所ですが(笑) 玄達シリーズはまだまだ続きます |
吉田ロッドと岐阜の旅 |
7月12日 この日は前回玄達での借りを返すべく 神海丸さんへ予約を入れていた しかも前日の11日は玄達瀬は絶好調だったらしく 春にマリチャレに一緒に行った伝説の男 香川さんはジャークさんで鰤一本メジロ一本 トップとジギングで獲っていた だったので かなり期待して意気込んでいましたが 悪天候の為あえなく出船中止 仕方が無いので 一緒に行く筈だったメンバー4名で岐阜県にプチ旅行に変更 オッサン4人で行く梅雨時期の旅は予想以上にムサ苦しかった気もしますが とりあえず私の大好きなパワースポットを巡り 山に登頂 山岳信仰のある神社にお参りして 今までの不運を祓っておきました その後、とりあえずみんなで味のあるお蕎麦屋さんで腹ごしらえを済ませ 今回の目的の一つでもあったビルダー吉田さんを訪ねた フライ好きな大村さんが興味しんしんで吉田ロッドを振らせてもらいました 楽しいお話をたくさん聞かせてもらい 以前と変わらない吉田さんと斉藤さんに会えて嬉しかったです その後は最後の締めくくりである温泉に浸かって心身ともにリフレッシュ して帰って来ました (温泉で垢スリをやっていた人がおばちゃんでは無く アソコを思わず隠してしまうくらい 綺麗っぽいお姉さんだったのには動揺しました) そんなこんなで ユル〜い旅でしたが面白かったです ありがとうございました |
玄達瀬パート2 |
6月25日厳達でのリベンジを果たすべく、またも行ってきました もちろんお世話になったのは神海丸さんです 今回は鰤用ビリーバット「ファルコン」も購入して気合を入れて行きました 深夜0時過ぎメンバー4人集合、出発 何故か?腹を出す「チーム全海キャプテン大村さん」と龍ちゃん この夜は奇しくもワールドカップ日本代表×デンマーク戦 福井に着くまでに2−0で日本がリードしていたので 私も日本代表のユニホームをまとって神海丸乗船 「俺も2点は取る」自分と日本代表を重ね合わせた 朝一玄達到着 トップで出そうな雰囲気が凄くした、が 雰囲気が良かったのは前半戦はこの一瞬だけで、 この日の玄達も潮は動かなかった 昼間大村さんが待望の1匹目をキャッチした ニモ? 日中何も出ない玄達らしいお昼寝タイムが到来 「必殺」対日差し用に南国バカンス風カーテンをセット コレで快適にお昼寝が・・・ 事件は最後の最後に起こりました 3時過ぎナブラが多発 しかし沈みが早く捉えきれず そんな時 大きなナブラが真横に発生 スグ突っ込みキャスト この日も幾度もスイム系ペンシルを投げても無反応だった為 私は小さめジグをナブラのど真ん中に投げ込みました しかし無反応 となりはペンシルとナブラ用オリジナルルアーをキャスト ペンシルは見切られノーリアクション しかしナブラ用オリジナルルアーにヒット トップで3人投げて掛かったのはこの1本だけでした さすがです しかし残念ながらデカイ鰤の頭にスレ掛だった為 ランディング間際で惜しくも身切れしてしまいました 結果日本代表の様には行かず船中ゼロ 私はまたも0点に抑えられ、見事に返り討ちにあいました しかも電話があり、ノーヒットノーランを人に報告すると 必ず「そっか〜次があるよ」とかなんとか励ます口ぶりが本当に嬉しそうなのも気になる コレは間違いなくほぼ100%の人が 何故玄達に行くんだろう? それは玄達に「何か」があるから その何かを求めて 俺はまた 「行くんや・・・」 「ユダヤの小熊」と恐れられた龍ちゃんです(笑) 鰤用ビリーバット「ファルコン」が振り下ろされるのはいつになるのか? 只今3連敗中次回玄達パート3にご期待を・・・ |
玄達開幕今期初挑戦IN2日 パート1 |
6月19日、今年も玄達の季節がやってきましたので お休みを利用して行ってきました 今回私は初の「ひとり玄達」を遂にやってしまいました 1人での遠征は私の中では「1人キャバクラ」と同じくらいありえない事でしたが 17日の2日前に祐英丸メンバーの木全クンが初玄達で鰤2本メジロ1の快挙を成し遂げたのもあって 今年の「玄達は何かが違う」という思いが私を1人三国に走らせました 今回は前夜9時前の早めに出発して12時前には港へ到着し寝袋で車で爆睡かましました その為コンディションはすこぶる良かったです そして今回お世話になったのも、もちろん神海丸さん 朝5時前挨拶をして乗船 玄達に向けて朝靄の中出船しました 玄達に到着ジギングから開始 何も起こらず 数箇所ポイント移動して浅場のヒラマサポイントに入って再度スタート 水深40〜50mだった為誘い出しでも出せるポイントでもあるし トップを誰か投げていないと判らない と言う事もあり私だけスイム系ペンシルをキャストしました トップで出そうな雰囲気がムンムンしてました すると胴の間でスライド系ジグケイタンを飛ばしていた人にヒット 「ううっ俺もジグに替えるか」と思った瞬間私のペンシルにもヒット 「やったぜっ」 しかし、その後、数十秒やり取りした後予想外のトラブルの為、まさかのバラシ 「いや、まだまだ出せる」とスグにキャスト ボコッと出ましたが食いきらず・・・ そうです私がバラシた人です・・・ その後キャストを繰り返すも何も出ず 裏でヒラマサ2連続キャッチした方のみで長い沈黙に突入しました 日が高くなり「勝負は夕方かな」みたいな感じで小さなナブラが 単発で起こるのみで時間は過ぎていきました そして夕マズメ ナブラは何度かありましたがベイトがアジの為、スグ沈んでしまうものが多く なかなか捉えられずに終了のゴングが・・・ この日一日玄達はまったく動かず他船も軒並み撃沈でした 港に帰って私の携帯がやっと電波を拾ってくれました 着暦を見ても明日の予約の電話は無く明日もお休み・・・ 「祐ちゃん明日もやってくか?」の藤田船長の言葉もあり 「魚釣るまで帰らない」と明日の戦いを決意しました その日は船長と美味しい焼き鳥屋で晩ご飯を食べ宿泊 次の日またも懲りずに乗船(笑) 釣行2日目 今日こそは、と頑張りましたが、潮が動かず大苦戦 私は何か魚を釣るまで帰らない覚悟だったのでメバルが掛かった時には とりあえずボーズは無くなった喜びと「家に帰れる」安心感があいまって 魚は隣の人にあげちゃいましたが とても嬉しかった 結局この日も昨日より潮が動かず青物は一度も姿を見る事無く終了でした 帰りの海は少し荒れて 明日の爆釣を予感させる兆しが・・・ 帰りの高速を走りながら、翌日出船で入れ替わりに三国入りする ムッシュにエールを送りました 次の日、伊勢湾で通常営業していた私に 恐れていた悪夢が玄達から興奮のぎみのムッシュの電話によって届けられた・・・ 「やったぞっゆうじメーターオーバーの鰤釣ってまった」 この日メーターUPを含めた鰤2本ゲットしたムッシュ 俺「え、え〜!!お、おめでとう」 祝福の言葉とともにムッシュの引きの強さと己の運の無さに少しへこんだ この日は他船で14キロUPのデカマサもあがった日だった 「木全クン、ムッシュ私の指示通り良くぞやってきた」 (何の指示もしてないですが) 人にはそう言って自分を励まし、自我を保った・・・ 2連続完封 それでもまだ俺の挑戦は終らない・・・ PS お金じゃ買えない数々の楽しい思い出を 神海丸の藤田船長、本当にありがとうございました |
第一回祐英丸ツアーIN三国 |
6月14日いよいよ初となる祐英丸ツアーを行いました 今回お世話になったのは三国の神海丸さんです みんなそろって出発前の記念撮影です ガラ悪っ 伊藤さんなんか凶器持ってます 三国に殴り込みだー!! 運転手は私とツネさん 私こう見えても大型持ってます マイクロの運転は近所の旅館の送迎やったほどの腕前です しかし俺でいいのか? 車内では明日の決戦に向けて大盛り上がり 今回のペナルティーは・・・ メジロ以上ボーズだったらボーズと言う過激な意見もありましたが 私のヒゲを含め前回の丹後遠征の時 初ジギングの初心者と、釣れなかったら 「リョウガを買う」と何のリスクにもならない、 わけの分からんことを宣言した沢村さん以外は みんなの凄惨な罰ゲーム実行し、それを見て来ただけに・・・ 男らしくボーズにした坪井さん 50を過ぎ金髪にしたムッシュ ボーズと宣言したのに中途半端な角刈りだった龍ちゃん 38歳のアッキークン 最近の三国の不調ぶりも考慮して嫌な予感がしたので「無し」にしておきました バスは高速に乗って一気に三国まで 朝用意を済ませ神海丸藤田船長に挨拶して船に乗り込み記念撮影 気合充分です私は巌流島へ船出する武蔵の心持でした ポイントについて、さぁジギング、キャスティング開始 早掛け勝負を制したのはイカの短冊で福井県産シゲモリをゲットした新家さんでした 続いてレンコダイゲット堀田さん 続いてツネさんにヒット フグでした エノさんにもヒット トップは青い目の二人でした 大興奮の青物ナブラも何度もありましたがペンシル、ポッパー、シンキング、小さめジグ何を投げてもダメでした 糸を緩めたピノキオの操り人形の様に寝入ってしまった榎戸さん アジ、サバ、レンコダイ2匹スルメイカ、良型ソイ、うっかりカサゴを追加しましたが、大型青物は一回バイトがあったのみでした 私は空気を読みつつショート爆睡を繰り返し長期戦の構えで体力温存 しかし結局何も起こらず・・・ 今年の三国沿岸の釣れっぷりを見て 「ゲンタツ行かなくても充分いい思い出来るんじゃ・・・」 という予想は大きく外れる結果となりました しかし釣りはこんなもんです 確実に釣りたかったら釣堀に行ってます しかも前日まで悪天候予想だったため出船中止だった場合はオッサン11人で長島温泉行こうか養老の滝見に行こうか?迷っていたぐらいなので1日のんびり海に出られただけで幸せでした 船長は悩み苦しみながら死力を尽くしてくれましたがダメな時はダメだと言う事は私が一番わかっています 諦めるわけでもなく期待もしつつダメでも落ち込みすぎない そんなニュートラルな心が必要だと、色んな船に乗って釣りして芽生えて来ました 今回はペンシル、シンキング、ロング系スライドジグ、タングステンジグ、アルミジグ、インチク、果てはアジの泳がせまで駆使してカスリもさせませんでした スルメとアジの冷やし中華風タレで食べた刺身がチューハイによく合いとても旨かったです 三国の海に今回誰も怪我する事無く無事出来た事を感謝してロッドオフ 帰港後なんとジャークの船長が挨拶に来てくれました 私はジャークさんのブログに楽しませてもらい刺激と勉強させてもらっていたので感激しました 今年のゲンタツもなるだけ多く参戦させてもらう予定です 最後に記念撮影 今回のツアーに参加してくれた皆さんそして船宿さんそして関りあってくれた全ての人たち 本当にありがとうございました ペナルティー作らず本当に良かった・・・ 次回遠征も実行委員長米満が企画しますので、どうぞご期待下さい |
日本海ツアー2010 リベンジ編 |
6月8日(火) 今回は私を含め会長、沢村さん3人のプチモロギジメンバーで宮津のワープゾーン山本船長の所に前回のリベンジを兼ねてヒゲを剃りに行ってきました ヒゲがとにかく邪魔でほっぺに一本だけ生えているハグレヒゲがどうしても気になって気になって・・・ 前日いきなりの飛び入り参加だったためハードなスケジュールでしたがなんとか調整して行ってきました 今回の目標は「なんとしてもヒゲを剃る」と言うものだった為とにかく真剣にやってメジロをキャッチするだけでした 夜中に港に到着、外で寝袋で爆睡したので良く寝れました 朝、隣のビクトリー黒田船長に挨拶を交わし、 船に荷物を積み込みいざ出船 現場に到着冠島でトップ、ジギングスタートです ハマちゃんトップで鰤釣りまくり
副船長の松本さん色んな貴重な事を教えてもらいました
山本船長と会長、私 |
モロギジ日本海ツアー2010春 |
5月25日日本海宮津のワープゾーンにモロギジメンバーらと行ってきました 詳細はトオル会長のシーブルー日記に載っておりますのでそちらを御覧下さい 今回の自身に課した課題は 「メジロ以上釣らなければ次メジロ釣るまで髭を剃らない」 と言うものでした メンバーは10名いざ出発 (伊藤さんがギャルっぽいピースしてますが) 運転手は私 (いいのか?) いざ出船 一匹目は片岡さん自作ペンシルでヒラマサゲット そのスグ後、すべり知らずの「昭和区の伊藤さん」 丹後ジャークでもなくミドルジャークのダンシングで3本キャッチ トオル会長メジロ2匹と鰤ゲット、やはり巧い いっぱいです 激闘を終えボーズを賭けたメジロ勝負に勝利しヘンな所に手を入れて爆睡する龍ちゃんと沢村さん 今回の全体釣果は鰤1、ヒラマサ1、メジロ15匹、ハマチ4匹でした 私はと言いますと・・・ こうなる予定でしたが・・・ ノーヒットノーランの完全試合でしたチップすら無かったッス 久しぶりに清々しい完敗で良かったです メンター黒田さんとも再会できました ビクトリーオリジナルペンシルのハンターですコイツで次は獲ります ワープゾーン山本船長と楽しい釣行本当にありがとうございました 温泉に入って帰りの晩餐です 次回は6月14日の祐英丸三国遠征です ではではお疲れ様でした |
4月12、13、14日(水) |
マリンチャレンジャー「48時間地獄の楽園ツアー2010」 前編 後編は下に・・・ 去年秋、僕は何気に八丈島の大物カンパチ、ヒラマサジギングの釣りビジョン番組を観ていた 8キロサイズのカンパチがあがっていたが、大物はことごとく根にもって行かれていた・・・ 「あ〜俺がおればなぁ〜」 (俺が居てもなんの遜色も無くヤラれていたのは解かっていますが) 何の根拠も無い自信からその番組に熱くさせられていた矢先、 釣り仲間でお客様でもあるムッシュ.ミヤケから一本の電話が 「来年4月に巨大カンパチと巨大キハダマグロ狙いでマリチャレ・48時間船中泊ビクトリーツアーがあるんだけど、どうする?」 「もちろん行きますっ」即決でした 時は流れ2010年4月 ロッドを揃え、リールも足りない分は借りて準備を着々とこなし 体力面でも武道を週3ペースで稽古しジムでも汗を流し まだ見ぬトカラへと思いを馳せた 今回のツアーで一番の難関は家族へどうやって打ち明けるか?だった ウチのクソバ・・・いや、母は今年のバリ遠征から非常にピリピリとしていたので 色々考えた末、またも「置き手紙作戦」で事無きを得るつもりだった (この作戦は事後報告形式なので自分への負担は少ない、 しかしコレが血の繋がった肉親以外の恋人、妻だと「別れ、離縁」にまで発展する恐れがあるので 注意すべし) しかし予期せぬ事態が・・・ 出発5日前には大方の荷物はスーツケースで先に鹿児島に送ってしまう 細心の注意を払って隠しておいたスーツケースを母に発見された時には青ざめた 「こないだ行ったばかりなのにアンタまたどっか遊びに行くのっ!!」 「い、行かねぇーよ」小声で嘘をつくのが精一杯だった 出発数時間前に正直に打ち明け 40分以上にわたる逆ギレを静かにそして頷きながら聞き流し 春日井に住むムッシュの元へと出発した 今回はダンシングマジックのビクトリー1のキャプテンでもある黒田さんの主催の格安ツアーだった 伊丹空港から鹿児島へ出発するので体が楽なようにと遅刻しない為に前日、前乗りして空港近くのビジネスホテルに泊まった お化けの出そうなボロいホテルだったので寝られるか?心配だったが3秒で爆睡してしまった 翌朝伊丹で今回のツアー参加者の皆さんと挨拶を交わし飛行機に乗り込んだ 飛行機では黒田船長と隣で今回のトカラ遠征での釣り方、 果ては魚の本能、行動パターンにまで話が及び 長年の疑問点も解けて、とても熱くなった 黒田さんとはじめてお会いしたのは去年の大阪フィッシングショーでした 目を凛々と輝かせて釣りの話しをする黒田さんは 虫取りに興じる純粋な子供の綺麗な瞳と変わらなかった 一時間で鹿児島空港に降りたち そこからバスで移動、 バスの中では妄想に妄想を重ね、さながら小学校の遠足の様に盛り上がった 食事を済ませ2泊分の食料を買い込み指宿山川漁港に到着した あいにくの雨と暴風に近い風、天候は最悪 出船は出来ないものと皆で諦め、みんなで漁港の市場でバトミントンなどするしかないな と喋っているとマリチャレ工藤船長から「行ける所まで行ってみましょう」との力強い一言で すぐにタックルを用意して船に乗り込み出船 トカラ列島までは悪天候でいつもの2、3倍くらい(10時間以上?)掛かってしまうし 着いても釣りの出来る状況では無いことから諦めて 屋久島寄りのクチノエラブ島を目指し、本日船中泊する予定の硫黄島へと 荒れ狂う波の中突き進みました ベットで寝ていても体がたまに宙に浮く程でした 船内の天井を見つめ 出発前の母の散々の逆ギレにさすがの私も腹を立てて (家族の言い分が正論であることも重々承知していますが) ラインの滑り材であるシリコンスプレーを自宅の2階通路のフローリングのところで 替えスプールに至るまで吹きかけてきてやった事を思い出していた (以前玄関のフローリングで吹きかけて1週間ほどドリフの様な散々な日々を送った事がある) 「ふっふっふ、奴は明日からドリフの日々が待っている」 ささやかな逆襲に1人ほくそ笑んだ そして硫黄島に到着 泳がせのエサとなるムロアジ釣りからスタートした 強烈な雨風の中頑張ってムロアジを釣り(しかもデカイ) 多少の魚を釣ってその日は終了 島影でアンカリングして船中泊開始 ディナーはマリチャレ名物の焼肉だった 左から香川さん、ムッシュミヤケ、明石のルアー船ビックファイター船長中川さん ビクトリー松野店長、オレです この遠征中、一番の支えとなったのが船で出るとは思えない程の美味しい料理の数々でした 晩ご飯を腹いっぱい食べてナイトフィッシング開始 すると程なくギンガメラッシュがビックファイター中川さんよりもたらされた そして私にもジギングにてギンガメヒット!! 小さいやつでしたが初めて釣れたので嬉しかったです 食べてみたかたったのでそのままキープ スグまた2匹目をゲット!! 星の瞬く綺麗な夜空に・・・と言いたい所だが あいにくの雨風で晴れ間などある訳も・・・ 辺りには寸分の光も無く、ズシリと重厚な暗闇が覆う海原で ただただ、ジグを動かしていた 暗黒の海を見つめていると引きずり込まれそうで恐かった すると 数羽のツバメがライトで照らされ白く輝きながら私の真上を旋回した・・・ 手を伸ばせば届きそうなほど近くを飛ぶ愛らしい鳥達は まさに神の使わした妖精かと思うほど美しく(今でも、そう思っているが) 私を励まし感動させた そして夜は更けていくのでした 後編へと続く・・・ |
「48時間地獄の楽園ツアー」後編 ここからは一気に行きます ツアー初日、夜の10時頃までナイトフィッシングをして「大物は出ない」と 感じた為、ベットに横たわり爆睡 多分ムッシュの撮った画像でしょうが見事に爆睡してました 私はツアー初日に出航数時間で大波を食らった拍子にテーブル上に置いてあった デジカメが水の入ったバケツに落下しスグに拾い上げてもらったが、再起不能になる事件が起きて 「キハダ、カンパチを釣りに行くとデジカメを落とす」という新たなトリビアが生まれた・・・ なので初めの4枚目以降は色んな人の撮った画像を織り交ぜてのみんなコラボ作品です 自分に課した今回のツアーのテーマは、今までの「八割の・・・」なんて甘っちょろいものではなく 「限界への挑戦」というものでした 今までの遠征で感じた事は、まずは何より「コンディション維持」 自分のベストな状態をいかにキープするか? (プロのピアニストでも極寒の地で凍えた指で演奏すれば 小学生レベルの演奏になってしまうと聞いた事があります) とにかく寒さ、暑さ対策は万全にして行きました 濡れた時の為に着替えも多めに、日中の日焼け止めなど、 なるべく急激な温度変化が無いように心がけ 荷物が多すぎるとも仲間に言われましたが、今回無駄だと思える全てが役に立ちました 遠征で役に立つ小物は、当たり前かもしれませんが バンドエイド(今回忘れて困りました)ビニールテープ、ゴミ袋、ペンライト等で タックルボックスの中にも迷った物は(小さめジグ、エギの中オモリなど) とにかく全て1個ずつは入れていきました 思わぬ所で役に立つ事が多いです 話を戻し、体調管理はまず食事から 吐くと胃が荒れてしまうので食べ過ぎに注意し、しかし吐かない程度に沢山食べる 「最後に立っていた者だけが勝者になれる」 何故かそんな確信がありました 午前3時 まだ真っ暗な中、アンカーを上げキハダポイントとなる クチノエラブ島へと船を進めた 2日目のこの日もやはり強風 しかし工藤船長のホームグラウンドらしく 的確にポイントを探し出し 現場にはすでに2隻のカツオ船が灯りをともしていた 朝、夕のマズメが2大チャンスであることは誰もが知る事実 ムロアジの泳がせとキャスティングに分かれて、闇夜からほんの少し、朝への変化が出始める直前、 釣り開始 私は黒田キャプテンのアドバイスの基、共にGTポッパーを投げた 一流し目から裏でやってる泳がせ組に連続ヒット 確実にキハダが居る事を肌で感じた しかし強烈なファーストラン、セカンドランで次々にラインブレイク そんな中、やはりと言うか当然と言うべきか黒田さんにキハダがヒット 豪快でいて要所を捉えた的確なやり取り、やはり巧い 難なくこのツアー初となるキハダをゲットした キハダのファイトに(3キロクラスならエサ釣り時代、地元大山沖で手釣りで釣った事はありましたが) 興奮した 黒田さん制作オリジナル ドデカポッパーで 空は薄っすらと白み始め、「日が出るまでが勝負だ」と自分に言い聞かせた ドテラで流れて行く船のスグ近くでもド派手なマグロのボイルがあり タックルはHOOKUPオリジナルGTロッドにソルティガ6000GT、PE8号のGTタックル 何が来ても獲れるタックルだった ポッパーNS「響」をキャストし、数投で私にもド派手なアタックが 「ガンガンッ」明確なアタリはあるものの乗せきれない 回収し、またもキャストすると真横で黒田キャプテンがまたもヒット さっきよりも確実にデカイ 唸りを上げるドラグ しかし主導権を渡さず確実に寄せてきた 後わずかの所でアクシデントがあり惜しくもフックアウト その後も私はキャストを繰り返し夜が明けるまでに計3バイトあったが乗せ切れなかった 自分がチャンスを生かしきれなかった事に苛立った 日は昇り、今度は動きで喰わせようとガンマに切り替え キャストを繰り返した 「ボゴッ」と下から突き上げるようにバイト ヨシッと思う間もなくミスバイト、又も・・・ しかし風も強く不安定な足場の中キャストを繰り返し 何の助走も無い所では今まで上下の体重移動、 つまり、背伸びしてつま先立ちから一気に数センチだが落下し、その間に体重をロッドに乗せる 投げ方だったが、柔軟で腰を少し柔らかくしたため腰の可動域が広がり、「腰で投げる」やり方も出来る様になった もちろんグリップエンドは添え手の脇に(笑) 泳がせ組みもヒットの数だけブレイクありで 船には揚がっていなかった 「とにかく一匹釣らねば」となんの躊躇もなくチャンス大の泳がせに参加 120メーターアジを送った所で待望の初ヒット タックルはオールグラスの屋久島仕様のショートロッドにソルティガ、エクスペに6000Zの替えスプール、PEは5号300m 「ゴンゴンゴン、ガーッ」とファーストランは一気に80m近く走らせ計200m (キハダの1ダッシュ60mだと言われる、そして泳ぐ最高時速は100キロに達するものも) ファーストランが止まった時点でドラグを締め込みファイト開始 セカンドランは力でねじ伏せ強引に巻いてくる ハズだった・・・ ポンピングしながら20〜30mゴリ巻きした所でセカンドラン開始 ドラグは金属音を鳴らし一気に出て行く、手のひら全体を使い手ドラグでテンションを加えつつ 80m近く走って行く(多分10〜20mは強風による船のフケ) 何故か?ファーストランより引きが強かった ここでまたもポンピングでゴリ巻き、少しでも寄せておかねば 2,30m巻いた所でポンピングを繰り返していた左腕が少しやばくなってきた 私の動きが鈍くなってきたのを見透かすように 悪夢のサードラン開始 今度はさっきの走りを上回る勢いで、私は魚の大きさを完全に見誤っていた スプールは一気にやせ細り 手ドラグはセカンドランから徐々に強めていたのだが、それに反発するように 狂ったようにダッシュするマグロ まるで反抗期のツッパリの如く・・・ いよいよ銀色のスプール底が見えてきた、「あと30mしかねーぞオイッ」 しかし僅かに動きが鈍って来たようで それまで特急新鵜沼行きの如き走りが急行、いや普通列車並みに 「ゴンゴン」とぎこちなくなって来た 「どーすんだ?一気に止めてみるか?」一瞬迷ったが しかし、そんな度胸は無く、じんわりと更に手ドラグ強めただけだった 「プツ」確かな手ごたえ 「や、やられた」やはりPEの途中で切れていた あとで黒田さんに見せたら「多分キハダが瀬を回ったんだね」との事 ナウシカのオームのような壮絶な突進力に 「オームを怒らせちまっただぁ」と呟いたババ様の心境になって 体が震えた 私は完全にキハダマグロを舐めていた その後もヒットするもブレイク、すっぽ抜けなどを経て 「やっと感じが掴めて来た」そう感じた すると、フィッシングCafeビクトリー1の松野店長にヒット 確実に寄せて来たのは、さすがだった、 キハダが食べられ最後大きなサメに変わっていたのは残念だった 風は相変わらず強かったが、今思えばこの時が一番凪いでいた 周りのみんなも相変わらず掛かってはトラブル、ラインブレイクが後を絶たず・・・ 乗船者の8割が初のキハダチャレンジだった事を思うと当然なのかも知れないが キハダマグロの難しさを思い知らされた 気持ちを切り替えるべく昨日から着ていた服も着替え再チャレンジ そして私にキハダヒット この時のタックルは「波のシャクレも魚の引きも タメの出来るロングロッドを目いっぱい曲がらせて獲るんだ」、との黒田さんの指示により この遠征のために購入したYAMAGA Blanksのツナ、GTロッド、ATLAS76だった コイツは自重も軽くキャストも疲れず、粘り強くパワーもある 「名刀HOOKUPオリジナルロッド」と対を成し、私を支える巨大モンスターと対等に戦える 強力な武器となっていた (なんかドラクエみたいですが、ホント手に入れて良かった) 2本とも実釣を重ね作ってあるだけにファイト時に握るグリップ位置も細く削ってある 次こそは次こそはと思う中で ファーストラン、セカンドランをなんとか、かわし随分浮いてきた 「い、行けるかも?」とひらめきに似た直感が私をハイにさせた もう楽しくてたまらない 握力の無くなった疲れきった左手に鞭打ち 「とにかくロッドだけは離すまじ」と肝に銘じ、ファイトを楽しんだ 50m付近を過ぎた所で生命反応が無くなった ただ重いだけ、しかも早く巻ける 「サメか?」なんとなく分かった やっぱり しかし魚は魚、頭だけだがちょっと嬉しかった 関東組の方がツムブリキャッチ!!この人は去年のツアーで巨大カンパチをキャッチした人だった ここにも虎の穴が ビックファイター中川さんにキハダヒット やはり上手かった鋭いポンピングで魚を制止 安定したファイトで時間を掛けて魚を寄せてきた そして見事にランディング成功 僕らの仲間内で始めてのキャッチ、しかも1番デカかった まさにビックファイター この後一番の不安要素であった風速20Mに迫る突風がマリチャレを襲った そんな中ビックファイタークルー清水さんにヒット ロッドの細い部分を持つあたりさすがです 嵐の中でガチンコファイト「カッコイイ」 しかし惜しくもラインブレイク これ以上吹いてきたら帰らねば・・・チャンスはあとわずか・・・ そして私とムッシュにダブルヒット 私の方はファーストランでブチ切られた 残るはムッシュただ1人 今回ここまでの遠征は初挑戦となるムッシュでしたが やはり長年の釣り勘に裏打ちされた堂々たるファイトで ハートも強く弱音も吐かずに荒波の中戦うムッシュは立派だった そんなムッシュの勇姿を動画に収めるべく熱中し アジのイケスに片足捕られて転げてもカメラを放さず、大風と大波に激しくローリングするデッキの上で ビタビタに濡れながら備え付けの大型クーラーにしがみ付き カメラを回し続けた松野店長 *タッチして下さい* この姿にムッシュのファイトが霞むほどに笑・・・いや、感動した 「たとえどんな紛争地帯でもプロカメラマンとして、この人ならやっていける」と思った しかし注目すべきは、この劇的瞬間を更に見逃さずカメラ収めたビックフィター中川さんに私は 「ピーリッツア賞」をあげたい そんなこんなで目を奪われている間に魚が浮いてきた エメラルドのような輝きに加え迫力ある巨体、圧巻である ギャフでランディング 優に23キロを越す立派なキハダだった しかもムッシュがフックを全部港に忘れてきた為、貸してあげたオーシャンズギアさん特注フックで ガッツリ掛けていました(いい針です) この時、イチ抜けしたムッシュと堅い握手を交わし 「良かった、おめでとう」投げかけた言葉とは裏腹に私の心中は複雑だった・・・ ムッシュはキハダを1匹釣って貴重なムロアジを使ってまで、 もう一匹チャレンジしてはイケナイ空気を読み取り 自ら竿を置いて他人のアシストにまわった 私はムッシュの釣ったPE500メーター巻の旧ステラ20000番を借りて 自分のYAMAGAロッドに付け替えた 突風は相変わらず、何時帰ってもおかしくない状況の中 次の流し 「一番釣らせてはならない人(ムッシュ)が上げた以上、何が何でも釣ろうなっ!! あの人だけに釣らせて終わりにしては絶対にならんっ」 と仲間の香川さんが熱く語った直後、執念のヒット そこから私が今まで見たことも聞いた事も無いくらいの言葉に言い表せない 物凄いファイトが繰り広げられた・・・ この伝説的ファイトは生涯忘れる事は絶対に無いでしょう そしてランディング コイツもさっきのキハダを越すんではないか?と言うほどのグッドサイズでした 香川さん本当におめでとう 「俺の遠征は終った」 叱咤激励を通り越し悪質な嫌がらせにも取れるトモッキー船長から送られてきたバリカン写真が私の脳裏に浮かんでいた この遠征で10キロUPを釣らなければ「ボーズ」と言う取り決めを 伊勢湾連合の船長達と交わしてきた為だった 当初 「えー床屋行ったばっかなんですけど・・・でもいいもん、トカラ行っちゃえば絶対釣れちゃうもんね」 という自信があった しかしトカラには行けず、この悪天候 この遠征の為に日頃の行いを正し、真面目に過ごしてきたつもりだったのに・・・ しかし「男に二言は許されない」一旦口にしたことは曲げては無らぬ 幾度のチャンスをモノに出来なかった自分の不甲斐なさに覚悟を決めた 「このまま漁港に帰れば明日の昼まで時間があるし、トモッキーにバリカンで刈られる位なら 潔く負けを認め、指宿で床屋を探し頭を丸めよう」 私は完全に諦めに近い気持ちで「終了」のアナウンスを待った・・・ しかし戦いは終らず船長はのぼり直し、もう一度チャンスをくれた 邪心を捨て、無我の境地と言おうか「悟り」にも似た心境になったのが良かったのか? 私に奇跡のヒット ムッシュの貸してくれたステラ20000番の 「PE6号500m」この太さとキャパが何よりも安心を与えてくれた そして無欲の私には変な力みも消えたのか? 快調にファイトさせてくれた 強風にサンバイザーも吹き飛ばされ 何度かのやり取りの末、マグロを浮かせる事が出来た 正直マグロの引きは今までで一番小さなサイズだと感じた 残りあとわずか 4mの波の中、黒田キャプテン(200ポンドリーダーを借りた時チラッと見えたが、 凄い手相の持ち主だった) にギャフでランディングしてもらい 嵐を乗り越え、遂に遂にキハダマグロゲット 嬉しさのあまり服も髪の毛もヌルヌルになるのもお構い無しに思わず担いでしまった 最後の最後にドラマが待っていた 工藤、黒田、両キャプテン、リールを貸してくれたムッシュ みんなのおかげです、本当にありがとう 頭から波をかぶりながらカツオを釣り上げていた漁師さんを見ながら 「こんな日に仕事するなんて漁師さんも大変だね」と言ったら 「こんな波の中釣りして、あいつらアホやぞ」ときっと向こうも言っている、と誰かが言った 私の魚を最後に釣れず、港に戻るにも時間が掛かるのでもう一度硫黄島の島影に戻って停泊 晩ご飯を食べて最後の夜のはじまり サビキでアジが入れ食いになった (愛知県で釣ればかなりの大アジで市場の最高値で1匹1、000円はくだらない) ムッシュらと酒を呑みながら釣りして、さっき釣ったばかりのアジやトビウオの刺身を 変わりばんこに造って食べた、そしてまた酒を呑む・・・この世の楽園や・・・ アンカーリングでの夜釣りは朝までかけて食物連鎖のピラミッドを自身の手で作り上げる作業である アジ、ギンガメを集め、それを食べるアオリを寄せ、 またそれを食べに寄って来たGT、キハダ、イソマグロを・・・ 出来る事なら竿を持って眠りたい しかし潮のぶつからない島影では大物の可能性は低かった 一夜明け、島周りをカンパチ狙いでジギングして見た事の無い赤いエソが1匹釣れた そして錦江湾を叩いて帰港 最後まで諦めず時間ギリギリまで釣らせてくれようとした工藤船長の情熱に感謝した 「帰りたくないよぅ帰りたくないよぅ」心の中で子供のように繰り返した・・・ ボロボロになった刻みタバコが旅の過酷さを物語る 最後の美味しい昼食 ツアー中、どんな時も支えてくれたクルー中村さん 「いい映画はいい脇役が決める」私は助演男優賞を贈りたい いつも笑顔で思慮深くその胸には情熱溢れる工藤船長 夜お話を聞きに行った折、手帳を片手に日記がてらにメモを取り 次の日の組み立てを黙々と考え込んでいた姿を家政婦・・いや私は見た 最後に記念撮影 マグロのゴツイ口です この遠征中上がったキハダマグロは5本、苦楽を共にした仲間の方々 みんなと一緒に釣りが出来て良かった 本当にありがとうございました 私のこれからの釣り人生に大きな影響を与えてくれる予感がする新たなるメンター黒田さん この人は幕末の「蛤御門の変」で長州軍を指揮し華々しく散っていった来島又兵衛のような人で その気骨ある風格は戦国武将さながらに・・・ とにかく共に笑い共に苦しみ、そして喜び、そのカリスマ性でツアーを盛り上げて頂いた 今回の鹿児島遠征でも多くの感動を与え、学ばせてもらったと思います 濃霧の中、不安と希望を胸に舟を漕ぎ出した僕らの目指すべき方角を 羅針盤の様に指し示してくれた工藤船長 視界もおぼつかないその先に 消える事無く、煌々と光る灯台のともし火が如く 導いてくれた黒田キャプテン またいつかトカラの碧い海で共に釣りが出来る事を祈って 両キャプテンにこのツアーのいち参加者の私が勝手に代表してお礼を言わせてもらいます 並びにこのツアーに協力御支援下さったメーカー、家族? そしてトカラを通して心通わせてくれた友人たち 本当にありがとうございました 最後に、このつたないブログを最後まで読んで頂いた全ての貴方に ありがとうございました SPECIAL THANKS HOOK UPさん オーシャンズギアさん YAMAGA Blanksさん 加藤店長 松田英生さん 鈴木基之さん 水谷会長 米満淳史さん 榎戸基英さん 奥村育代さん・・・etc 今回使用したタックル リール Daiwaソルティガ 6000GT PE8号200m ロッド Hookup オリジナルGTロッド8.2ft リーダーバリバス ナイロン170ポンド ロッド YAMAGA Blanks ATLS76/6 リール simano03ステラ16000 PE4号400m ステラ20000PE6号500m リーダーバリバス ナイロン170ポンド ロッド オールソリッドYAKUSPECAL5.3ft リール ソルティガZ6500エクスペディション PE5号400m リーダーバリバス ナイロン170ポンド 追伸 今回ここに書き忘れていた事がありましたので若干の補足をさせて頂きます キハダに関して分かった事は弱らせて浮かせるまでが勝負です、GTより体力はあるものの 「弱り方は放物線を描く様に・・・」では無く、一気に「ガクン」と弱ります そして大物とのやり取りでラインを巻く時はなるべく体幹部から動かす 今回は腕だけで回すのでは無く「肩を回す」事に 意識しました(コレだと力が分散して疲れにくくパワーも出ます) リーダーは200ポンドでも全然オーバーでは無いです 更に船で追える場合は別として とにかく、PEはある程度に太さ(6号)とキャパがあるものが良いと感じました ポンピングは常にして止める場合は、そのタックルで出来ると踏めばガッチリ止めて 確固たる力を示し、魚に抵抗を諦めさせる事(中途半端だと逆に魚も限界まで反抗します) 走り出すまではジギング同様案外PEは強いです (この限界まで私もやり合ってないので偉そうには言えないですけど) わずかな経験で間違っている事もあるかも知れませんが これからマグロを始める方の笑顔に 少しでも貢献する事が出来たのなら・・・ 今回の遠征の意味があるかも知れません・・・ fin |
4月3日(土) |
スイーツ 今日は久しぶりに友達みんなと焼肉を食べに行った 美味しい焼肉を食べたその後は 「甘いものは別腹」という事で スイーツを食べに行った 米マンに全然似合わないと言われましたが・・・ 最近出来たフレンチ風なオサレなお店に初めて入った しかしメニューはイタリアンテイストで 友達みんなで笑って、次回トカラ遠征に向けて 心身ともにリラックス出来た楽しい夜でした みんなありがとーう |
3月26日(金) |
「吉田ロッド」 昨日に引き続き今日もお休みだったので 何か以前から興味をそそられていたので午後からバンブーロッド職人の吉田さんを 岐阜御岳町に尋ねた メディアで吉田さんの事を知って以来 いつかはお話してみたいと思っていたので (もしや鯉釣りの極意が聞けるかも?という下心も若干ありましたが) 心優しい方の口添えで 吉田ロッドの代理店兼マネジャーでもある アトリエKANの斉藤彰一さんを紹介してもらい 釣り好きで、洗練された柔らかい感じの斉藤さんと楽しい釣りの話を一杯してから 吉田ロッド製作者の吉田さん宅まで案内してもらった 吉田さんは「和竿界の異端児」と言われる人で 何か着こんでいかないと日本刀の様な鋭い切れ味で バッサリ切り捨てられるのでは・・・ などと緊張しながら挨拶を交わした 思いとは裏腹に温和で、はにかんだ笑顔が優しい方でした 僕の尊敬するロッドビルダーとも同じ匂いを感じました 美味しいコーヒーを入れてもらい斉藤さんと吉田さんの三人で 時間を忘れて「釣り」について静かな中にもアツく沢山お話させてもらい ジギングにも詳しい吉田さんに僕は嬉しくなり 聞きたい事も見たいことも沢山あったのに 鐘を叩いて「音」を共鳴させたかったのか?緊張から来る単なる自己防衛本能なのか? 絶え間なく喋り続けた 純粋に「釣りが好き」だと感じさせてくれる吉田さんの作る 「吉田ロッド」は日本の真竹にこだわり (フライロッドに関して全ての部分に日本産の真竹にこだわっているのは 日本のバンブーロッドビルダーの中で吉田さんただ1人) カーボン、グラス全盛の今では芸術品、の感がある和竿だが あくまで真竹の素晴らしい機能性を最大限に引き出し 現場で本当に「釣れる竿」であることを証明していきたいんだ ということが口数少ない吉田さんの会話の節々にひしひしと感じた 吉田さんは本来フライロッドが中心だそうだが ソルトのジギング、キャスティングにも精通していて 自作のフライのバンブーシイラロッドも見せてくれた その強度は今私がシイラに使っているカーボンロッドと強度的にも変わらなかった バンブーロッドは三角形の竹を切り出し張り合わせて行き綺麗な正六角形にする 手にとって見ても接着面が解からず、ムクを削り出した様にしか見えませんでしたし 和竿の機能美そして「凄み」の片鱗を垣間見せてもらいました 話に夢中でデジカメ撮り忘れたので斉藤さんの使っている「吉田ロッド」です 一部のリピーター内で購入されて出回らない「吉田ロッド」は 日本ではそこまで知名度は無いものの フライの巨大市場アメリカで300ブースくらい出展するフィッシングショーに 行くとアメリカの超一流のビルダー達にはしっかりと認められている・・・ 気が付くと予定していた時間からすでに2時間以上過ぎていて 吉田さんと斉藤さんの人柄に魅了され またの再会を握手で約束し 惜しみつつ岐阜御岳を後にした 「吉田くんも若きサムライなんだよ」アメリカ、日本での奮闘の日々を思わせる 斉藤さんが帰りの車中で呟いた言葉が胸に残りました 斉藤さんもまた立派な「サムライ」でした 7時半過ぎ大遅刻して師崎に帰り、 5月に奄美遠征を控えた釣り仲間の大先輩達と会食 ここでもまた新たに釣りの域を超え共感できる大先輩との出会いがあり 本当に楽しい時間を過ごす事が出来ました(笑) 僕には何故か?少し独特な雰囲気を持つ凄く魅力的な 人との「出会い」多い それが圧倒的に男だけなのが少しツライ時もあるが・・・(笑) 素晴らしい出会いに「感謝」です |
3月25日(木) |
釣堀パート2 先日の鯉釣りの余韻が忘れられず またリベンジに行ってきました 今回は某プロ2人も交えて3人で有松の釣堀に遊びに行きました 先日の反省点もふまえ必殺のアワセも教えてもらい意気揚々と出かけて行くと・・・ なんとか釣れました(笑) 必殺のアワセはまったくもって体現出来ませんでしたが、前よりは釣れました やはりタナが命か? 某プロ2名も確実に釣果を伸ばし 抜きつ抜かれつのデットヒートの末 仕事サボって参加してくれたプロは20分早く切り上げたものの、終ってみれば 数は解からないですが総重量は同じで同点でした 今日も楽しく遊べました ここで一句 有松の 鯉に恋する 春日かな おそまつ(笑) |
3月21日(日) |
初めての釣堀 お休みになったので米満さんと 緑区有松にある鯉の釣堀に行ってきました タナも消し込みもアワセのタイミングも 何も分からず 米満さんに僅差で負けてしまいました・・・ あの人に負けるなんて・・・ 「末代までの恥」ですよ(笑) でもまぁ今日も1日楽しく遊べました リベンジを心に誓ってまた今度 チャンチャン♪ |
2010年2月5日(金) |
大阪フィッシングショー2010 きたる2月5日大阪フィッシングショーに行ってきました リョウガのNEWタイプだとか色々見ましたが ここで興味をそそったのが・・・ ヤマガブランクスのロッドでした 凄く軽く、そしてパワーも充分 青物なんか掛けたらとても楽しそうな竿でした 仕事はそこそこに 午後から、いよいよ本番の大阪探検に繰り出しました 通天閣近くのじゃんじゃん横丁で串カツをツマミにビールを引っ掛け 大阪のおっちゃん気分を満喫して 酔いどれながら、いざ通天閣へ 一緒に行った米満淳史さんです 今年長女が高校入学するそうです・・・ 米満淳史さん長男は今年、中学生になるそうです・・・ 楽しい大阪フィッシングツアーでした(笑) |
2010年1月31日(日) |
ありがとう 八事メリーポピンズ 22010年1月31日私の愛する「ジャズバーメリーポピンズ」が建物撤去の為 閉店することとなった 店内に入ると マスター、お客さん、全ての人がうん十年かけて作ってきた なんともいえないムードが いよいよ最終ライヴのスタート バーテンダーの「八事の森のクマさん」ことクマさんです まずはバス、サックス、ピアノのジャズセッション そしてジントニック 最高に楽しみながら美味しく飲みました それがメリポピに出来る最後の 感謝の証だと思って・・・ 13杯くらいは飲みました・・・多分・・・最後の方は数えてません そして女性プレイヤーによるオーボエ、サックス カッコよかったです ライヴは盛り上がり ドラム、アコギ、サックス、オーボエ、トランペット、バス、ピアノ 色んな楽器入り乱れ、まさにジャムセッション はては飛び入り黒人女性ヴォーカルによる BBキング(全く知りませんが)も大うけ 初めて聞く黒人のリズム感の良さに ビックリしました 本当に楽しかったです サプライズゲストもあり マスターの優しさと 友達大勢で来るハズだったのに みんなにドタキャンされ 一人で来た運命を感じました ベテランサックスプレイヤーによる ダブルサックス 昔「いい物を見て、いい音楽を聴いて、美味しいものを食べる」事が人生の贅沢 だと思ったことがある 音楽を何も知らないこの俺に 本当の「音楽」の楽しさを教えてくれたメリーポピンズ ジャズ、ポップ、クラシック、ロック すべていいナと思ったものは聞きますが ライヴによる生の楽器、歌のもつ迫力は別物 ジャズミュジシャンの方々は 時間も無い為、リハもなしに話だけでいきなりあわせて 演奏し出す時がよくある(俺の見た中ではほとんど) よく聞くと少しずつ音の大きさが合ってなかったり ほんの少し元気が無かったり 緊張の為か本来の演奏が出来なかったり・・・ でも時間をかけて聴いていくうちに 個々のプレイヤー、お客さんたちの緊張も解け、コンディションが合ってくるのか 調和して来る瞬間がある そんな思わずスウィングしたくなるサイコーの瞬間 お客さんを含めた、お店全体が一つになる瞬間が・・・ 音楽は素晴らしい 釣りに負けないくらいに 3時過ぎ最後に駆けつけてくれた お隣さんとクマさん 愛すべきマスター 俺はメリーポピンズに出会って2年半くらい 共に過ごせた時間は短かったですが 本当に色んなことをこのお店で学ばせてもらった 演奏終了 みんなで鶏肉とソーセージ煮込みなんかを食べて (メリポピのご飯はホント美味しい) プレイヤーの方々みんなで記念撮影 俺は最後の最後(皿洗い)まで手伝った 俺に出来る事はそれぐらいだから 感謝しきれないくらいのたくさんの思い出 ミュジシャンみんなが帰って少し寂しくなったお店でマスターと俺とクマさん 3人で飲んだ ベロベロになった俺は最後にマスターに 「グランドピアノ弾いてもイイですか?」と言ってしまった 初めてこの店にフラッと入った時から 憧れていたグランドピアノ はじめてきた時「ウチはプロにしか弾かせない」と言って一蹴された それが 「いいぞっ」 (マスターすごく酔っていたの?) 俺は緊張しながら椅子にすわり 数少ない持ち歌である「もしもピアノが弾けたなら」を 西田敏行になりきって間違えながら ワンフレーズ弾いた それに合わせてマスターが優しく歌ってくれた・・・ 「もしもピアノが弾けたなら思いのすべてを歌にして君に伝えることだろう」 グランドピアノは弾く人によって全く違った音色を出す事に 凄く不思議に思っていた そしてこのお店で何百人ものプロのミュジシャン と共演し、数々の人を魅了してきたグランドピアノ・・・ 少し硬いのかと思っていた鍵盤は軽く柔らかかった ヴォーカル マスター、ピアノ 俺、まさかのセッション・・・ 36年の歴史を持つ八事メリーポピンズの最後に 歌ったミュジシャンはマスターでした そして伴奏、私 本当に ごめんなさい 家に帰ってからパソコンを開いてみると マスターが最後の挨拶を載せていた 最終日での立ち退きセッションでも挨拶らしい挨拶は一言も言わなかったマスター 無頼に無骨に生きて来た男の声を聞いたとき 目頭が熱くなった 今も書きながら思い出すと涙が・・・ 本当にかけがえのない出会いに感謝します 「形あるものはいつかは壊れるんですよね」と クマさんがポツリと言いました、が 終った瞬間から、また新たな挑戦の始まりでもあるんですよね 新しいメリーポピンズで早くまた出会える事を待ってますね!! ありがとう |
2010年1月23日(土) |
三重島勝 初磯釣りに挑戦 三重の磯にて 朝六時過ぎ三重県の島勝になぜ?俺は居たのか? この日ルアーで出船したかったものの悪天候の為断念!! かつてから気になっていた磯にオーシャンズギアのヤマコーさんに急遽連れて行ってもらったからでした 初めての磯 一級ポイント軍艦に降ろしてもらった 今回のメンバーは4人 私は誰にも言わなかったが3回ほど海に落ちかけた 今回は潮を知るという事と魚、イカを楽しく釣るという事を目的に ガツガツした釣りではなくリラックス釣行として出かけた タックルを準備し釣り開始 いきなりのHITT!! 小巻さんがメバルのジグヘッドでいきなりヒラスズキゲット!! 感動しました なんかブラックバスのような体高でした その後はヤマコーさんにグレヒット!! エメラルドグリーンの魚体はホント綺麗でした 私も磯竿を借りてグレに挑戦 なかなかアタらず 9時過ぎ凄く早めのお昼ごはんに その時大事件が!! 美味しいご飯を食べていたら惣菜用の銀紙が風に舞って 海に・・・何気に拾いに行くと 「ポトッ」ポケットから携帯が波打ち際に!! すぐさま拾おうとかがんだ瞬間「ザザーッ」 30回に1度の大波が!!! 私も流されるかと思うほどあせりました 気が付くと銀紙も携帯も前回のトカラGT遠征の時と同じく海の藻屑に・・・ GTを釣りに行くと携帯を海に落とす というジンクスが私の中で確立した瞬間でした 凄くヘコみましたが過ぎ去った事はしょうがない 気を取り直して釣り再開 ヤマコーさんがホイホイグレを釣る中 数時間してやっと俺にもヒット!! 「小さいなー」 あがって来たのは 赤ベラでした・・・ 「棚が低すぎたなあ」 しかし魚は魚 すると1人でアオリを狙っていた米満さんにヒット!! 米満さんもなんとか磯にあがった甲斐がありました 米満さんに釣れるなら・・ 私は磯竿を放り投げすぐさまエギをキャスト いきなり根掛りかと思うほどの手ごたえ 「ふっふっふコイツはデカイ」 慎重に巻くもドラグが出てなかなか巻けない ドラグを締めて少し強引に手繰り寄せると デッカイアオリが釣れました〜!! 愛知県では考えられません ありがとーう そして2時半頃終了 帰ってみるとヤマコーさんが良型含めグレ6、7匹ほど釣ってました さすが やはり釣りは上手い人と行くのが勉強になりますね 面白かったです、ありがとうございました!! 注・・・携帯を海に落としメモリー全てなくなってしまいました!! 心ある人は励ましを兼ねてお電話下さいよろしくお願いします |
2010年1月18日(月) |
GT海外遠征 2010バリ編 話の発端は「チームへたんちゅ」の山田さんから去年秋ごろ 「ゆうちゃん来年一月バリにGT行かん?」の一言でこの物語は始まりました。 今回のメンバーは4名までと言う事でしたが、たくさんのお問い合わせがあり、ありがとうございました。 たくさんのメンバーチェンジを経て遂に行ってきました!! 初の海外進出です 1月19日バリ出発前のセントレアにて 左から肉食系男子山田章司さん、トラベルプロ山田浩貴さん、 HOTSテスター肉食系(すでに手羽先喰ってます)丸万トモッキー船長、と私 今までにないくらい濃い〜メンバーでした 肉食系男子の中、草食系の私が大丈夫なのか? (雑食系の間違いじゃない?と言われましたが) ちなみに今回のツアーは船の手配から全て旅行代理店のトラベルプロ社長の浩貴さん に格安ツアーを組んでもらいました しかも同伴で初の海外旅行にもなる私も安心でした ありがとうございます!! そしてヒンドゥー教の神話に出てくる怪鳥ガルーダインドネシアの羽に乗って 一路バリ島へ 6時間半のフライトを経てインドネシア共和国バリ州のデンパサール近くグラライ空港に遂に入国 荷物を無理やり運んで高額なチップをせびる悪質ポーターや 額をちょろまかす意地悪マネーチェンジャー に目を光らせつつなんとか空港をくぐり抜けました(ってなんの危険もありませんでしたが) バリの気温は30度、雨季と重なり初夏の陽気さしずめ日本の梅雨時期ですかね 日本を一度も出ることも無い人間だと思ってきた俺が遂にきたぞー!! ホテルに行ってチェックイン 格安ツアーだったのでバックパッカーが泊まるタコ部屋も覚悟していましたが 綺麗なホテルで凄く嬉しかったです すぐさま晩ご飯へ 初日は焼肉の食べ放題 明日からの英気を養う為ガッツリ食べました ナシゴレンも美味しかったです そして夜は更けていくのでした 翌朝8時用意と朝食を済ませタックルを手に港へ 船は少し大きめプレジャーボートって感じのもので3人キャスト出来ます いざ出発 ポイントへ到着 トップは譲りトモでキャスト はじめの一投目からメンバーにいきなりの2バイト バイトのみで乗らず移動 コイツは幸先いいなと思っていると次の激流ポイントへ到着 またしても一流し目からバイト しかしコイツも乗り切らず・・・ そして浩貴さんに待望のヒット!! 川の様に轟々と流れているポイントのヨレというのか境目付近でバコッとでました トモで掛け表に回ってファイト開始!! 慣れたあしらいで余裕のキャッチ さすがです、ちなみにルアーはポッパーのハンマーヘッドでした 釣りの上手い人はそれなりに見てはきましたがこの人は又違う初めて出会うタイプのアングラーでした 本当に上手い人はこういう人なのかとセンスを感じました このツアーで一番のグッドサイズでした!! 確実にGTは居るって事がわかりアツくなりました 続いてヒットはホッツテスター、トモッキーです ガンマ160でヒット!! これまた安定したファイトで確実にキャッチ 年間の遠征回数でルアー連合の中一番多いだけあります 釣りに対して凄く真面目で釣りが大好きなのがひしひしと伝わりました コイツもまあまあサイズでした その後はバイトのみで少し休憩・・・ 次に掛けたのは又もトモッキーでした!! 午前中にガンマで悠々と2本キャッチです、おめでとう!! とにかくバリ遠征の呼び掛けに応えてくれたトモキ船長に釣ってもらえて本当に良かった お昼ごはんを食べて 後半戦に突入 しかし反応せず なんとなくジアイが終った感もあり フルキャストの連投で引き手の左肘が少しだけ痛くなったのが気になって 「まだ1日あるし体調管理も」と思い 横になって休憩していたら爆睡・・・ 事件はその時起こりました トップで投げていた山田ブラザーズ弟章司さんにヒット!! 目を覚ますといきなり釣りあげたGTを抱いておりました もう山田さんは連投とファイトで汗だくで 釣りたかったポッパーで「執念で獲った」って感じでした 一番ヘタな俺が寝ててはイカンだろう!! と思い最後までキャストしましたがノーバイトのうちにタイムアップ 俺だけボーズで4時半頃に港へ ホテルに戻り厄落としも兼ねて、憧れの金持ちプールにすぐさま飛び込みました 繁華街クタにある「HOTELオアシス」、まさにオアシスです 整理体操がてら軽く泳いで プールサイドでジントニックを飲みながら「こんなに幸せでいいのかな?」ってホント思える至福のひと時でした 「ここでルアー投げたら怒られますかね?」とみんなに聞くと「当たり前だっ!!」と返され しかしみんなが寝静まった真夜中、丑三つ時にタックルを手にこっそり部屋を抜け出し 私がガンマを泳がせた事は多分誰も知らない・・・(笑) 体をほぐしながら体全体が上手く使えていたか?なぜ肘が痛かったのか? などの反省点を考えていました 引き手の左が凝っていたのはバランスとフォームなのだろうと思いました まだ添え手である右が凝らなかっただけ良かったですが、 大物キャスティング、ジギングでは162,3センチしかない小柄な私では パワーの限界がある それは釣りもそうですがボクシング、柔道、武道などをやっていて凄く感じる所です 大きい人なら上半身で止められる引きも小さい人だと背骨、 下半身の筋力まで使わないと止められない (まぁ小さくたって軽くたってタックル性能をフルに使いこなし 重心位置を上手く合わせればいいんですが) 今回は全員PE8号リーダー170ポンドのガチンコタックルだったのであくまでパワー勝負のスタイルです 1日目の最大11ノット流れるという激流ポイントで魚をどう出す? やはりドデカイフォルムと潮噛み、派手なスプラッシュの出せるポッパー か動きで食わせるペンシルか? ヒットゾーンにピンポイントに投げれる腕と魚がそこまでスレて無ければ、 小さめポッパーはバイトポイントも小さくフッキング率も上がるハズだし 体力の消耗が少ない分ある程度の長期遠征(3日以上)のフルキャストで 数を取ろうとすれば利点もあると思うのですが 魚のスレ具合から小さめポッパーでは今の俺ではダメだろうと感じ 明日はバイト回数もポッパータイプの約2倍だった今回大活躍のガンマ160を使うことに決めました 私も青物マグロ用にガンマを2つほど持っていて 小西さんのDVDも見たりガンマ使いの方からコツを聞いたり ガンマ曳きも練習して付け焼刃ですがなんとかひける程度にはしておきました しかし 男なら黙ってポッパーでしょ? というなんとなくアンチガンマ派でもあるので現場では使ったことがほとんどありませんでした みんなの笑顔とは裏腹に家族からの猛反対を押しのけて 遠くバリまで釣りに来て何も釣らずに帰ったら・・・ 「釣りはしてない」と言い切るしかない とにかく何としても一匹釣らねば 夜寿司屋で晩ご飯を食べ私のノーバイトのボーズ話を酒の肴にされ みんな嬉しそうにご飯を食べる中 「明日はトップでやらしてもらっていいですか」 と一言いいました パート2へと続く・・・ |
2010バリGT遠征パート2 バリ島3日目最終日 もう後がない トレバリーを何としてでも釣らなければ・・・ 私のプライオリティー(優先順位)は、とにかくキャッチする事のみ 私の技術、体力もろもろ含め冷静に判断した結果 朝食を済ませホテルを出発した時 ロッドにはガンマ160がセットされていました 朝が勝負 昨日の感じからそう感じた私は港に着いて出船前から緊張をほぐす為ガンマ曳きを繰り返しました いざ出船!! 港を出てリーフ際を眺めながら「昨日より波が小さい」事に気が付き やな予感が 一番近いポイントに入り 昨日しょっぱなから2バイトあったポイントへキャスト開始 しかし何も起こらず昨日4匹あがったポイントへ1時間ほど掛けて移動 最終日は浩貴さんの友達で現地に6年ホテルマンとして働いていた水谷さんも同行した 水谷さんから現地ならではの色々な話を聞きながら この国の事を教えてもらった 私はその土地の食べ物を食べ、その土地を歩き、その土地の人と触れて その土地の「匂い」みたいなモノを肌で感じる事に旅の醍醐味があるんだと思います (旅慣れない私のセリフではないかも知れませんが) 釣り目的の今回は体調管理と安全面からそういう危険な 事は謹んでいたので水谷さんから聞くリアルな話は釣り以外でバリの旅を実感させてくれました ありがとうございました しかし最後の方で 「ついこの前も北の方に住む知り合いのスキューバの日本人インストラクターの女の子が AIDSをうつされ泣きながら日本へ帰っていったよ」と悲しげに言ったときは、よくある話ではあるけれど なんとも言えず胸が締め付けられました ようやくポイントに到着 水色は昨日より若干良く感じましたが潮が昨日ほど流れていない しかし「チャンスは朝だろう」と感じ昨日の宣言どうりトップへ行かして貰い 朝から本気モードで投げました ガンマを投げる事数投 いきなり海の中から黒い影が!! 「ボコっ」反転していきなりひったくって行きました 遂にヒット〜!! まずは前回トカラGT遠征での課題のフッキングから 脇ばさみで走るのを止めながらロッドを水平に持って行き力を入れて「ゴンゴン」 硬めロッドでテンションが掛かっている最中なのか「あれうまく入れれないな」 仕方が無いのでジンバルまですばやく持って行き思いっきりガツンガツンと2発入れて さぁ念願のファイト開始 一気に持ってく行く引きに一歩前に足を踏み出しロッドを少し立て堪えると ロッドは綺麗に曲がり「ジッ」っと、ドラグ音がなっただけで止まってしまいました 「あれっ小さい」その瞬間私の中のスーパーコンピューターが物凄い勢いで計算しだし 出した答えが「ドラグを緩めろ」 この、昨日と今日の決していい状況とはいえない魚の活性の中 「コイツをフルでやっちまったら楽しむ前に即上がってきてしまう、 しかも2匹目がかかる保証はドコにも無い」 私は浅場の根ズレしないポイントだと感じた瞬間みんなにも解からないぐらいの手際のよさで 2キロ程ドラグを緩めた その後は「ジッジーーー」 コレコレ、GTはこのドラグサウンドがなんとも言えないんですよね〜 今回のバリの課題も「余力を残しつつ楽しんで獲る」というものだったので 魚とのやり取りを心の底から楽しんだ そして十分楽しみながらあがって来たのは スモールサイズのとてもかわいい子でしたでしたが優しくリリースしてあげました(笑) キャッチできたのはみんなのお陰です本当にありがとう!! タックルをチェックするとリーダーには傷が入ってフックはわずかながら曲がっていました フッキングが甘い!! もっとはじめの脇挟みフッキングをしっかり入れなければ・・・ 問題点が良くわかりました しかし自分でも驚くほど冷静に楽しめ、新たに買ったGTロッドのスペックが どの程度のものなのか良く解って この1匹にとても多くを教えてもらいました、ありがとネ その後トップを譲りキャストを繰り返すも何も起こらないまま午前中を終了した お昼ごはんを食べて気を取り直して午後に突入 最後までキャストを繰り返し、ラスト付近、川のような激流ポイントでトモッキーのクマノミガンマに 2度ほどド派手なバイトがありましたが乗り切らず 最終日は私の1匹で 今回のGT遠征は幕を降ろしました 港へ帰る間際バリで一番高く 日本で言う富士山みたいな山岳信仰のある山に 今回のツアーが無事出来た事を感謝しました 日本国内では景気低迷のため、そこまで伸びては居ませんが 世界的に見ると各地に飛び火して すごく人気も高まりつつあるように思うGTゲーム 日本人がメインで楽しめる期間もあとわずかかも知れません この夜最後の晩餐を「和の心」も何もない懐メロのかかるお寿司屋さんで食べて 繁華街をタクシーで通っていた時 爆破テロのあったお店の前を通ると このツアーで3日間チャーターした現地の運転手さんが(良い人に恵まれ本当に良かった) 「あの時は凄かった、たまたま事件のすぐ後ここを通ったんだけど 手首やらなんかが散乱していたよ」と教えてくれました バリはインドネシアでは珍しいヒンドュー教が9割を占める所です なのでイスラム教のテロとはあまり関係が無いのですが 周りの島々はイスラム教が多いので イスラム教指導者が貧乏な家にお金を積んで その家族の一人に爆弾を背負わせて送り込む パレスチナ問題でもそうですがテロと言う行為は 凄惨な現状を誰かに気付いてもらう為の最終手段、「心の叫び」でもあるということ イスラム圏外の世界的なリゾート地でもあるバリでのテロ行為もアフガニスタン、イラクでの 同胞たちを思う報復、救済が目的だったのかも知れません 宗教観念を持たない日本人にはとても理解しにくい問題なのかも知れませんが 「釣り」はそんな日本人にとって宗教に一番近い価値観なのだと感じます 昔エサ釣りの師に「人の信仰はくさすな」と教えられた事があります 私も宗教はドコをどう信じようが人の勝手だと思いますし、それ自体に意味はない しかし「信仰」、人が純粋に祈る気持ちはとても尊い行為です 混沌とした街中を走りホテルに帰り、チェックアウトし空港に行き 帰りの飛行機を待ちながら 今回の釣行を1人振り返った GTはとても満足出来るサイズでもなく 数ともに不満の残るものだった・・・ そして何より体力はあるのにフルで投げ切れなかった自分の弱い心に わずかばかりでしょうが今回の私に GTフィッシングに行けない自分を重ね合わせ 協力応援してくれた人たちが居た事 みんなの「熱い想い」も背負って行ったハズなのに 申し訳なく感じました(しょってる?) しかし、浩貴さんという新たなメンター(良き指導者)との出会い 最終日、難しい状況の中わずかなチャンスをモノにできた喜び 自分でも驚くほど冷静にファイト出来た点などは、とても良かったと思いました 新たな課題、これから海外を含めた遠征の企画、問題点もたくさん見つかり とても意義のある初の海外遠征だったと感じました 今回の遠征で協力してくれたガイド並びにスタッフ、メンバー、協力してくれた全ての方々に 感謝いたします 本当にティレマカスィ (インドネシア語でありがとうございます) SPECIAL THANKS 松田英生さん HOOK UPさん トラベルプロさん 米満淳史さん 榎戸さん 奥村育代さん・・・etc 今回使用したタックル リール Daiwaソルティガ 6500GT ロッド Hookup オリジナルGTロッド PE8号200m リーダーバリバス ナイロン170ポンド テンリュウ POPINGSISTEM ソルティガZ6500エクスペディション PE5号 リーダーバリバス ナイロン130ポンド PS 帰国したその日地元に帰り 夕方頃、バリで美味しい料理を食べ過ぎてぽっこりしたお腹を何とかすべく 体力も充分残っていたのでボクシングジムに行って汗を流した サンドバックを叩いた瞬間ビックリした バリに行く前より明らかにパワーが付いて、パンチが重くなっていた たった2日投げただけなのにこんなに違うのか!! 人体の不思議を改めて思い知らされた 僕の部屋の引き出しにはバリの通貨、数千ルピアがまだ残っていた またいつの日か・・・ |
2009年12月8日(火) |
師崎疑似餌釣倶楽部の12月に行く毎年恒例の日本海遠征 題して「モロギジ寒ブリツアー 2009」で遠く丹後半島宮津にある ジギング船ハピネスUさんに行って来ました 今回は参加人数11名でハピネスさんをチャーターしての遠征です 5時間かけて京丹後に到着 仮眠と準備を整え8時頃 アキヤ船長に挨拶を交わし、いざ出港 風は無かったものの前日のうねりがまだ残っていました 鰤ポイントに到着 すぐさま各自思い思いのジグを着けてジギング開始 アキヤ船長の「大量感度」のアナウンスに期待が高まります そして「ヒット!!」の声が回りから聞こえだし サゴシ、サワラがまわりであがり出しました 私は今回の「寒ブリツアー」に秘策として最近ではゲンタツの爆釣劇から入手困難になっている 靴型インチク「シューズ」170gをなんとか手に入れて来たので ジグをシャクッてみてイケそうな気がしなかった為 最初から本気モードでインチクゴリ巻作戦に出ました すると私にもすぐさまヒット!! あがって来たのは 高級魚アマダイでした トオル会長と初メジロゲットの沢村さん
初メジロゲットの木全クンと私 木全くんの顔が面白かったのでアップで
11月の祐英丸忘年会で私に「下克上」を叩きつけてきた |
第2回祐英丸忘年会 きたる11月23日月曜師崎「一馬屋さん」(自宅から徒歩1分)で 第2回祐英丸大忘年会を開催しました!! 今年は総勢21名のツワモノが集い 美味しい料理とお酒に舌鼓を打ちつつ楽しくやりました。 みんなの笑顔が絶えない本当に楽しい忘年会となりました。 夜の更けるのも忘れラウンジ組も合流して |
2009年10月29日(木) | ||||
第一次三国決戦!! この事件はありもと丸船長の何気ない一言で始まりました 「明日天気もいいし日本海にキャスティングヒラマサ行かんか?」 メンバーは? 海遊丸のタカオチャン (う〜んどうしよう?すんごく行きたいっ!!) 「いっ行く!!」 ♪チャララーチャララー(仁義なき戦いの音楽) 「仁義無き三国沖、三つ巴の戦い」の口火が切られた瞬間でした
とにかくウチに帰ってからタックルを整理して 5時過ぎにみんなに合流、福井県に向けていざ出発!! 晩ご飯を食べ 途中熱田のイトウの親方の所に寄って三国で前日も調子の良かった「鉄ジグ」 を買い求め、楽しく10時頃福井に到着 ドコに泊まったかは言えませんが決戦の朝を心地よく迎えました 港(マリーナ)がすんごく綺麗だったのには驚きでした さぁ気合充分船に一同乗り込み決戦の地?海?となる三国沖に・・・ 今回お世話になってのはジギング船バーチカルさんです 出船前に取り交わした晩飯のゴチバトルを掛け ポイントに到着ジギング開始!! 小一時間シャクッた所で睡魔が・・・軽く眠りに入るとヒットの声が!! 飛び起きるとタカオ船長が大型青物ヒット中!! しかしドラグがダーダー出されるのでドラグを締め込んだ所 「プチッ」っと切られてました!! 「コイツは寝てる場合じゃねー」とシャクリだしましたがノーバイト 次も海遊丸船長が「ヒットッ!!」 上がって来たのはハマチでした。ありもと丸船長とホッと胸をなでおろしました(笑) その後はアタリも無くシャクリ続けました どれくらい何も当たらない無反応な時間が過ぎたことでしょう 静寂を破ったのはこの男でした・・・ 本日初メジロキャッチ!!悔しいけれどおめでとう!! 次はオレの番だっ!! 余裕の立ちションですよ(良い子はマネしてはいけません) その後ジアイに突入!! 海遊丸船長もありもと丸の船長も私もメジロのフィーバータイムでした!! 忙しすぎてこの後は画像が中々撮れませんでした いつの間にかバーチカル丹船長も参戦!!メジロヒット!! タカオ船長は三国でもタモ係の仕事していました 釣れたり釣れ無かったりバラシたり高切れしたり で中間地点でメジロ格船長3匹ずつで同点アツくなりました!! ありもと丸船長の水面バラシはタカオ船長と手を叩いて喜びました!! 本気で両手を挙げて万歳したのは何年ぶりでしょう(笑) そして私の根掛りで何故か?メジロのスイッチが入り(起伏の激しいいいポイントだったんですね) 格船長怒涛の連続メジロキャッチで私以外4匹の大台に・・・私の最大の汚点でした・・・ 何だかんだで気が付けば3時過ぎ 本日のテーマであるキャスティングヒラマサを狙うべく浅瀬へ移動 この時点で海遊丸メジロ4匹ありもと丸メジロ4匹祐英丸メジロ3匹!! 出船前に決めた魚の大きさ勝負は完全にメジロ以上の数釣り勝負に変わっておりました プチナブラとボイルを見つけキャスティング開始!! 誘い出しでキャストを繰り返しました・・・たまに出るけど後一歩のところでバイトまで至らず大興奮の中 「ボコボコっ」ボイル発見すぐさまキャスト!!着水ポイントも申し分なくいきなりのヒット!! もうそこから心地いい時間が流れました!! ハマチしたがトップで釣れると嬉しいです その後みんなで投げまくりキャスティングで船中3匹の貴重なハマチが 上がりましたが仕留めたのは全部私でした!!わっはっは 悔しげなタカオ船長と今回活躍してくれたシンキングペンシル「エスプリ」です コイツは軽いのにヤバイくらい飛ぶので(多分フォルムがいいのでは?)振りかぶりのストロークが小さくてもよく いきなりのボイルなんかには効果絶大です ヒットペンシルも最後はサワラに持って行かれました(泣) ヒラマサは出ませんでしたがキャスティングにみんな満足して 最後のひと勝負にジギングに 先日伊勢湾の釣り大会にも参加した、私の大好きな神海丸さんです「また今度乗せてくださいね〜」 心奪われる綺麗な夕暮れの中 ゴチバトルを掛け壮絶なシャクリ合いが・・・(ヒットは後ろのお客さんのメジロだけでした) 遂に遂に終了のゴングが・・・ 最後の最後に「奇跡」は起こらず 長引いた「仁義無き戦い」も私の晩飯オゴリで「手打ち」が決定 メジロ4匹チームの逃げ切りに終りました!! ドドーンと3人でワラサ11本!!! クーラー満タン圧巻です 掛けた数なら船中トップバラした数もまた然り 妖怪「もったいないお化け」です (バーチカル船長にもそんな写真載せていいんですか?と言われました) 最後バーチカル船長丹良夫さんともステッカー交換が出来て嬉しかったです ありもと丸船長も余裕で実力の底がまだ見えなかったです ギャグは下ネタが多かったです。 海遊丸のタカオ船長は予想以上に釣りが上手く面白く みんなと一緒に釣りが出来て本当に楽しかったです 今回は年上先輩方に花を持たせる形となりましたが 「みんなの喜びがオレの喜びですよ」ホントに 帰りにバーチカル船長オススメの高級回転寿司屋さんでみんなにおごりました!! 値段の割には激ウマで納得のお寿司でしたが皿は回ってなかったです。 今回まさか負けるとは思わずお金が無くなりカードで支払いしました(泣) 「上達の早道は釣れない事だ」と胸に刻み 第2次抗争がいつ起きるかは分かりませんが次回は負けません!! こんな楽しい機会を与えてくれた全ての方々に ありがとうございました |
2009年11月11日(水) |
祐英丸リニューアル 2週間掛けて調子の悪かったエンジン修理&船内、外の改造を施しました!! 見た目は以前とあまり変わり映えは無いですが見えない所が凄く変わって 大満足の仕上がりでした!! コックピットも色々と変えカッコ良くなりました。 この改造に大変協力、と言うかほとんどやってくれた鳥居時夫さん 本当にありがとうございました!! ミヨシのアンカーレールを下に沈めました。 祐英丸NEOとして今後も頑張って行きますのでどうぞよろしくお願い致します!! 今回エンジンメンテを完璧に完了させてくれた磯辺マリンサービスさん 船を予想以上に改造、修復してくれた森造船さん、そして鳥居さん この場を借りて心からお礼を言わせてもらいます。本当にありがとうございました!! |
|